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昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

1990年代、スワローズ黄金時代でした

プロ野球はセパ両リーグとも開幕が延期となりました。観客が安心して球場に足を運ぶことができませんし、今やっているオープン戦のように「無観客」というわけにいかないでしょう。今の状況では致し方ありませんが、やはり寂しいですね。開幕前の今ぐらいの時期が一番ワクワクする頃で、特に僕はかつて少年時代には「プロ野球ブック」なる個人雑誌?を作っていたりしていたときも、この春先は力を入れて執筆、編集していました。(この話はたびたび当ブログで書いています)

今年の各チームの新戦力を分析しながら「優勝チーム」をはじめ順位を予想するのが「球春」の愉しみですよね。

当ブログ2月20日「1997年、神宮球場で野村監督の胴上げを観ました!」に書いたように、この1997年の日本シリーズの第5戦を当時の職場の同僚と観戦、運よく野村ヤクルトが優勝を決めた試合を観れたのですが、その頃は職場でも春先、何人かの野球好きの同僚たちとセパの順位予想なんかやっていたなあ。けっこう皆、真剣に考えて予想順位を書くんですが、秋に「答え合わせ」をするとほとんど当たっている人がいなくて難しいものだと実感したものです。(やはり、ひいきのチームには「甘く」なってしまうのが原因ですかね)

野村克也監督はその後の阪神、楽天では優勝に手が届かなかったので「優勝胴上げ」は、これが最後となったわけですが、野村ヤクルトは1992年、1993年、1995年、1997年と4回セントラル・リーグ優勝、うち3回は日本シリーズを制覇しましたから、1990年代はヤクルトの時代といっていいでしょう。まちがいなく、名監督だし、その野球観が結果をもたらしたのです。解説者時代の「野村スコープ」に夢中になった身としては、戦略を考えながら観ることが定着して本当に面白かったのです。特に、1992年、1993年と連続して日本シリーズで激突した西武ライオンズとの対戦は、森監督との「知恵くらべ」が超絶に面白く、試合翌日は欠かさずスポーツ新聞を買って読んだものでした。森監督はジャイアンツの捕手時代、日本シリーズで対戦する阪急ブレーブスの対策のため、当時南海の野村捕手に助けを求め、そのデータを借りて分析していたというぐらいですから、お互いの手のうちは知り尽くしているし、まさに知将同士の合戦のようでした。

憶えているのが、1992年の日本シリーズでライオンズで負けてヤクルトは、野村監督はもちろん選手たちも悔しくて1993年のシーズンが始まる前、「打倒ライオンズ」を合言葉にしていたそうです。もう、ペナントレースを勝つのは当たり前、」その先の日本シリーズをとらえていたというのですから、こうなるとチームというのは強くなります。ああ、今のプロ野球、「森VS野村」みたいな知将対決もないなあ……。

今の野球は、アメリカのホームラン重視の「フライボール革命」の影響か、大味なものになっている感じがします。イチローさんが引退会見で「日本の野球がアメリカの野球に追従する必要はなくて、やっぱり日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしいと思います。せめて、やっぱり日本の野球は決して変わってはいけないこと、大切にしなくてはいけないことを大切にしてほしいなあと思います」とおっしゃっていましたが、僕はこれに全面的に賛成です。「ベースボール」ではなくて、あの野村監督がヤクルトを率いていた頃のような「野球」が好きなんです。あ、映画もそうだなあ、アメリカの大作映画みたいに最初から派手にドンパチ、CGを駆使して爆破、破壊シーンばかりじゃ飽きちゃうよ。日本は日本の「野球」をしてほしいですねえ。

ともかく、プロ野球が楽しめる普通の日常が早く戻ってほしいです。(ジャッピー!編集長)

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『拳銃残酷物語』宍戸錠さん、コメディ・アクションからハードボイルドへ

1月27日の当ブログで書いたように、石原裕次郎さんのケガによる長期離脱と赤木圭一郎さんが事故で亡くなったことで、宍戸錠さんと二谷英明さんがローテーションに加わり「ニュー・ダイヤモンド・ライン」となり、錠さんの主演作が作られるようになります。今日、新文芸坐の「追悼・宍戸錠 日活アクションを縦断した男」の初日、上映された『ろくでなし稼業』(1961 斎藤武市監督)は封切時、後楽園球場の「巨人対阪神」戦を越える集客で大成功。シリーズ化され、続く『用心棒稼業』(1961 舛田利雄監督)も錠さん&二谷さんのコンビでしたが、第3弾には二谷さんは出ていません。二谷さんも「ニュー・ダイヤモンド・ライン」の一角として主演作を撮るようになったからです。『ろくでなし野郎』(1961 松尾昭典監督)なんか、タイトルもほとんど同じだし、ウエスタン調で錠さんが演じてもいいような役柄でした。二谷さんはちょっとズングリした体型だったので「ダンプガイ」と呼ばれました(今にして思うと珍妙なニックネームです)が、主演期は短く終わりました。「これ!」といった作品がなかったのでしょう。僕は『散弾銃の男』(1961 鈴木清順監督)や『野獣の門』(1961 古川卓巳監督)といった作品は印象に残っていますが……。

二谷さんはまた助演中心に戻りますが、錠さんのほうは主演作が途切れませんでした。これはやはり、それまで延々と『渡り鳥』シリーズなどで演じ続けた経験が活かされ、独特のコメディ活劇というジャンルにぴったりハマったからでしょう。そして、さらに「ハードボイルド」というまた別の路線にも錠さんの個性が見事に活かされたというのが主演を続けられた要因でしょう。前にも書いたようにアメリカ製B級ギャング映画を観まくっていた錠さんの底知れぬ「引き出し」がモノをいったのです。

だいたい、コメディ・タッチの『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』(1963 鈴木清順監督)から、同じ大藪春彦原作の『野獣の青春』(1963 鈴木清順監督)へと清順作品2本に立て続けに主演したのが、コメディからハードボイルドの移行期とされます。僕もそれに異論はありませんが、もう1本、重要な作品があります。『拳銃残酷物語』(1964 古川卓巳監督)です。

この映画については当ブログ20181224日「追悼・古川卓巳監督」でも触れましたが、和製ノワール映画の傑作であります。仮出所した宍戸錠さんが、依頼され現金輸送車強奪グループの雇われリーダーになり、小高雄二さん、井上和文さん、草薙幸二郎さんを集め、「日本ダービー」で金が集まる競馬場からの輸送車を襲撃、1億2千万円もの現金を奪うのです。やがて、依頼主(二本柳寛さん)が裏切ったりという展開になります。当時としてはかなり激しい銃撃戦のシーンもあるし、冒頭、4人が計画を話し合うのをロングで撮った画面など、それまでの「無国籍アクション」にあったポップさがなくソリッドで緊迫感が漲ります。モノクロ画面というのもいい味を出し、本当にちょっと洋画を観ているような感じがしました。すべてが片付き、ホッとした錠さんが意外な人物に撃たれ、その死体に空しく札束が舞うというラストも良かったです! 名作『現金に体を張れ』(1956 スタンリー・キューブリック監督)という元ネタがあるから当然といえば当然なのですが、見事な犯罪映画になっていました。これを観たら、錠さんは本場アメリカのギャングものや、犯罪ノワールに出ていても通用しただろうなあ……と夢想してしまいます。

この後、1967年に『拳銃(コルト)は俺のパスポート』(1967 野村孝監督)、『みな殺しの拳銃』(1967 長谷部安春監督)、『殺しの烙印』(1967 鈴木清順監督)といういわゆる「ハードボイルド3部作」が登場する予兆が1964年の『拳銃残酷物語』にあったと思います。

明日の新文芸坐の「追悼・宍戸錠 日活アクションを縦断した男」では、この重要作『拳銃残酷物語』が上映されます。日本のハードボイルド映画の最高峰『拳銃(コルト)は俺のパスポート』との二本立てです。これは観るしかないですよ。是非おいでください!  (ジャッピー!編集長)

 

 

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『新聞記者』が「日本アカデミー賞」を獲得

先週、3月6日(金)に「日本アカデミー賞」が発表されました。今回の作品賞は『新聞記者』(2019 藤井道人監督)、シム・ウンギョンさんと松坂桃李さんも主演女優賞、主演男優賞を獲得しました。僕は、この『新聞記者』がノミネートされた時点でもビックリしたので、さらに「最優秀」を受賞したというのは大きな驚きです。

というのは、この「日本アカデミー賞」の今までの受賞作やノミネートの流れを見ると、この手の反政権的な映画が獲得するのは極めて異例なのです。これは、そもそも「日本アカデミー賞」が大手映画会社の肝いりで始まったものなので、その社員などがほとんどの票を握っているからです。必然的に大手で製作された映画が「持ち回り」のように受賞するようになっていて、独立プロやインディーズの作品は冷遇されることが多かったのです。昨年は『万引き家族』(2018 是枝裕和監督)が作品賞なのはカンヌ映画祭のパルムドール受賞もあったので当然といえますが、『菊とギロチン』(2018 瀬々敬久監督)や『寝ても覚めても』(2018 濱口竜介監督)、『きみの鳥はうたえる』(2018 三宅唱監督)といった作品はノミネートもされませんでした。それでも『カメラを止めるな!』(2018 上田慎一郎監督)がノミネートされたのはさすがに社会現象にもなった大ヒット作を無視できなかったのでしょう。

また、大手会社主導となると、当然のように政権への目配りというか気をつかうものにもなってしまいます。2015年度には、キネマ旬報ベストテンで2位に100点以上!という大差をつけてぶっちぎりの1位になった『恋人たち』(2015 橋口亮輔監督)が「日本アカデミー賞」のほうでは全くノミネートもされず完全黙殺されたのは、劇中に「東京オリンピックなんかどうでもいいんだよ!」というセリフがあったからではないかと思います。一方、あの男の小説が原作の『永遠の0』(2014 山崎貴監督)や国策映画『シン・ゴジラ』(2016 庵野秀明監督)が作品賞になっているのは、どうしたって権力への忖度のようにみえます。

そんな「日本アカデミー賞」が『新聞記者』に作品賞を出したのは、昨年相次いだ、映画をはじめとする芸術への「権力」の介入へのアンチがこめられているかもしれません。当ブログ201911月2日「『宮本から君へ』助成金取り消しはおかしい」、1126日「『宮本から君へ』の助成金取り消しの陰謀」などでも散々書きましたが、『新聞記者』や、『i―新聞記者ドキュメント』(2019 森達也監督)のプロデューサー、河村光庸さんへの嫌がらせともいえるような介入への反論を示したように思います。もちろん、『新聞記者』が作品としても良いことはもちろんですが、映画人や芸術家(昨年は「あいちトリエンナーレ」の一件もありました)が表現の自由に危機感を覚えたことの表れであるように思えます。

また、本家、米国のアカデミー賞で『パラサイト 半地下の家族』(2019 ポン・ジュノ監督)が受賞したことも大きいかと思います。「格差」を描いた作品内容は、分断を進行させるトランプ大統領という権力へのアンチであるし、初めて非英語の作品が受賞するという側面も、今回のシム・ウンギョンさんの主演女優賞を後押ししたように思えます。元々、米アカデミー賞の模倣で始まった「日本アカデミー賞」ですから、そういった影響が反映されることは大いにあるでしょう。僕なんか、ついこの前始まったように思ってしまう「日本アカデミー賞」ですが、もう第43回を数えるんですね。もう権力におもねったり、大手会社の思惑で偏ったりしないように、賞の意義と価値を高めていってほしいですね。そして、願わくは授賞式で受賞者が、社会的発言できるような空気になればいいと思います。俳優だって一人の人間で、自分の出る作品は今生きている社会と無縁ではないのですから。俳優や歌手はいっさい政治的発言をするべきでないという意見もあると思いますが、それなら知名度だけで芸能人を立候補させる方がよっぽどえげつない気がします。(当ブログ20181019日をご参照ください)  (ジャッピー!編集長)

 

 

 

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宍戸錠さんは世界早射ち第3位! 

ひとつ前の当ブログで書いたように、宍戸錠さんの主演第2作にして本格和製ウエスタンの嚆矢となった『早射ち野郎』1961 野村孝監督)のポスターに「世界早射ち3位! ジョー0.65秒」というキャッチコピーが登場したのですが、この「世界第3位」というのがいいですね。世界一と書くより何か現実感があるというか、もっともらしく思えますよね。当時の日活の宣伝部におられた方が考えたといいますが、絶妙の惹句であります。ちなみに「1位がアラン・ラッドさん、2位オーディ・マーフィさん」そして3位が我らが錠さんという設定だそうです。

僕が昔、よくテレビで西部劇映画を観ていた頃に聞いたのは、早射ち1位はゲイリー・クーパーさんで第2位がアラン・ラッドさんという順位だったかなあ。『シェーン』(1953 ジョージ・スティーブンス監督)を観たとき、アラン・ラッドさんの早射ちに感心していたので、これより早い人がいたのか!と驚いたものです。たしか、アラン・ラッドさんは0.6秒、それに対して『平原児』(1936 セシル・B・デミル監督)で伝説のガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックを演じたクーパーさんは0.4秒!と言われ、あまりに速いので「フィルムのコマがつながらない」とセシル・B・デミル監督が嘆いたという逸話も残っています。(ちょっと盛っている感じがしますが……)

でも、ゲイリー・クーパーさんは、アラン・ラッドさんの一時代前ですから、比較するのはちょっと無理ですね。映画の撮影技術なども違いますし。まあ、金田正一投手とダルビッシュ投手を比べたりするようなもので、歴代ピッチャーナンバー1とか決めようとすることにそもそもムリがあるのと同じです。

そういえば、錠さんが『早射ち野郎』でバート・ランカスターさんの黒づくめの衣装をマネしたという『ヴェラクルス』(1954 ロバート・アルドリッチ監督)では、ランカスターさんのクーパーさんと1対1の早射ち対決がありましたね。最高にしびれるラストでした! この頃は、クーパーさんはベテラン・スターになっていますから往年の速さはないものの、やっぱり「格」があるなあというガンさばきでした。このときのランカスターさんは0.7秒と言われますから、宍戸錠さんの0.65秒というのは世界第3位としてリアリティのある絶妙の数字ですねえ。

そして『早射ち野郎』に遅れること3年、マカロニウエスタンにスターが生まれます。ご存知、クリント・イーストウッドさんです。『荒野の用心棒』(1964 セルジオ・レオーネ監督)の冒頭、いきなりたて続けに4人を片付けるシーンの抜き射ちは何と0.2秒と言われています。神っています。もっとも、専門家によるとどんなに速くても0.3秒以下はあり得ないそうですから、これも映画における「伝説」なのかもしれません。それでも、0.2秒を信じてしまいそうな早業だったことは確かでした。いずれにしても、相当の練習を重ねたと思います。錠さんもヒマがあれば練習をしていたそうです。しかも、『拳銃無頼帖・抜き射ちの竜』(1960 野口博志監督)では、主役の「抜き射ちの竜」を演じた赤木圭一郎さんにも技を伝授していたのです。世界第3位は別にしても、日本映画最高のガンマンであることは間違いないですね。(ジャッピー!編集長)

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マカロニウエスタンより早い! 『早射ち野郎』を新文芸坐で観よう!

明日3月9日(月)から、池袋は新文芸坐にて、先頃亡くなった宍戸錠さんを追悼して「エースのジョー、日活アクションを縦断した男」という特集上映が始まります。全部で14本の作品が上映されますが、まず明日の初日は『ろくでなし稼業』(1961 斎藤武市監督)と『早射ち野郎』(1961 野村孝監督)の錠さん主演の2本立てです!

『ろくでなし稼業』については、当ブログ1月27日「『渡り鳥』シリーズのパロディ? 錠さん主演『ろくでなし稼業』」に書きましたが、小林旭さん主演の『渡り鳥』『流れ者』シリーズなどで錠さんが演じていたライバル役を主役に持ってきた、いわばセルフ・パロディです。(当時、パロディという言葉があったかどうか分かりませんが……)ギャグとアクションが見事にブレンドされたとても楽しい映画です。

この錠さん初主演作『ろくでなし稼業』は大ヒット、初日の土曜日、東京の日活直営館はどこも超満員。同じ日に後楽園球場で行われた伝統の一戦「巨人対阪神」戦の入場者を上回ったといいますから、すごい観客動員です。これで、石原裕次郎さんの大怪我、赤木圭一郎さんの事故死という日活のピンチを救い、錠さん主演もいけるぞ!と会社も確信したのです。そして、作られたのが『早射ち野郎』であります。

この『早射ち野郎』は、ストーリー的には『渡り鳥』シリーズに近いものですが、まさに和製ウエスタンといっていい作品です。野村孝監督は「ガンベルトははずしたほうがいい」と、従来の無国籍アクションの定型でやろうとしていましたが、錠さんは「それでは旭と同じことやることになる」と、「徹底的に西部劇をやっちゃおうぜ」と提案し、監督とケンカになったそうです。結局、『ろくでなし稼業』が爆発的ヒットしたこともあるのでしょう、錠さんの意見が通ったのです。

錠さんの役は「賞金稼ぎ」で、冒頭、捕まえた強盗犯を馬の背中に乗せて登場するところなんか、もろ西部劇です。訪れた街にあるキャバレーというのは『渡り鳥』シリーズにもよく出てきましたが、この映画のキャバレーはそれ以上に西部劇のそれっぽいのです。とにかく完全に西部劇のスタイルを貫いているのです。(マカロニウエスタンよりも早いんです!)物語は『胸に輝く星』(1957 アンソニー・マン監督)によく似ていて、錠さんが若い保安官(杉山俊夫さん)を励まし悪を倒すというものです。つまり、錠さんはヘンリー・フォンダさん、杉山俊夫さんはアンソニー・パーキンスさんというわけです。また、この映画の錠さんの黒づくめの衣装は『ヴェラクルス』(1954 ロバート・アルドリッチ監督)を意識したそうですし、いろいろ有名な西部劇へのオマージュともいえます。錠さんも実に気持ちよさそうに演じています。

しかし、のちにインタビュー記事を読んだら、ショットガンを連射するシーンで火薬が暴発、大やけど。黒い皮のベスト、ウエスタンシャツ、その下に着ていたメリヤスのシャツもすべて破れる事故があったそうです。病院に運ばれ、うわごと言うぐらいの熱が出たそうですが、封切に間に合わせるために翌日の午後には撮影をしたといいます。各映画会社量産体制の中で、いかに突貫態勢で撮影していたかが分かるエピソードです。その跡はずっと背中に残っていたほどだといいます。

この錠さん主演2作目のポスターに、よく知られる「世界早射ち3位! ジョー0.65秒」というキャッチコピーが使われたのです。明日の新文芸坐、『ろくでなし稼業』と『早射ち野郎』の初主演作1&2作目の二本立てに是非おいでください! (ジャッピー!編集長)

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1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
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