昨日は、野際陽子さんの和風テイストの魅力が感じられる映画、「日本侠客伝 血斗神田祭り」(1966 マキノ雅弘監督)を紹介しました。そういえば、その前には時代劇「風の武士」(1964 加藤泰監督)にも野際さんが出ていました。主役の大川橋蔵さんの姉の役で、寝坊する橋蔵さんを起こすシーンとかありましたが、出番はあまり多くありませんでした。でも、着物がよく似合っていて素敵でした。
さて、広く知られている洋風、スタイリッシュな野際さんが見られる映画というと、「監獄への招待」(1967 井上昭監督)があります。
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主演の田宮二郎さんは詐欺師の役で服役中です。ところが、麻薬取引で来日するヘンリー野坂という日系二世の男に顔がそっくりということで、FBIの依頼を受けた公安に「替え玉」にさせられる。事前にヘンリーの癖や家族を覚える特訓を受けて出獄します。公安は本物のヘンリー(もちろん田宮さんの二役です)を空港で拉致し、詐欺師の田宮さんが入れ替わり組織に潜入します。
この後は、いつ正体がバレるかというサスペンスが続きます。ボスの娘(真理アンヌさん)に気に入られ、一緒に海に行ったら、ド近眼の偽ヘンリーが入れていたコンタクトレンズを海に落としてしまい、そこら中でつまづいたり……(このシーンのアンヌさんのビキニ姿が豊満!)米軍基地にいるヘンリーの旧友が訪ねてきたり……ハラハラします。そして登場するのが、突然夫を追って来日したヘンリーの妻。これを演じるのが野際さんです。こっそりとつけて来て、偽ヘンリーとアンヌさんがキスしているのを目撃したときの冷たい視線、顔が白く浮かび上がる演出効果もあり、洋画のノワールものに出てきそうなクール・ビューティぶりです!さすがに妻だけあって、すぐに偽者と見破り、田宮さんに銃を突きつけるのもキマっていました。
映画は、本物のヘンリーが監禁されている病院から脱出、本物VS偽者、田宮さん対田宮さんというすごいことになり、大銃撃戦を繰り広げます。   (ジャッピー!編集長)
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