プロ野球ファンにとっては、「日本シリーズ」は特別な舞台で本当に楽しみなのです。昨日の当ブログで紹介した「王選手が山田投手から打ったサヨナラホームラン」
t02200328_0280041813098954518
「江夏さんの21球」「ヒルトン選手が今井雄太郎投手から打った起死回生のホームラン」といった歴史に残る名場面はもちろんですが、「1970年はロッテは巨人と対戦して負けたけど、伏兵の井石選手が代打で2本、ホームランを打ったなあ」とか、「1973年、巨人相手のシリーズで南海のジョーンズ選手が一塁ゴロをトンネルしたなあ」とか、妙に細かいことまで覚えています。それだけ、セ、パの頂上決戦である「日本シリーズ」を熱心に観ていたのでしょう。
そんな僕でも、「クライマックス・シリーズ」導入以後は、記憶が薄まっています。これは、年齢に
よる記憶力の低下……というより、やはりCSによって「特別な」試合が増加しているせいだと思います。同リーグ同士で戦うCSではありますが、「短期決戦」が増えて、それがもはや「普通」になってしまった結果「日本シリーズ」の「特別感」が薄れてしまった感じ。つまり、「特別」が多くなって「普通」に埋没しちゃったわけです。とにかく観客動員を増やすために「特別」な試合を増やしていこう、という考えがCSを導入させましたが、それも当たり前になれば、また「さらに特別なものを」とキリがありません。「プレミア12」とか「U23」とかWBCとかだって同じですね。何だか年中、国際大会をやっている感じでありがたみはなくなっていると思います。
「ハレ」と「ケ」という言葉がありますが、普通の時間があるからこそ「ハレ」=特別な時間が際立ち、意味があるのです。野球に限らず、そのバランスが崩れているような気がしています。それもだいたいが商業主義に踊らされて。いい例が、本日の「ハロウィン」です。images (95)
本来の宗教的な意味は関係なく、すっかり、仮装した人たちがバカ騒ぎする日が定着しました。当ブログ昨年の10月30日に「世界で一番アホな街」にも書きましたが、この日は街に出る気がしません。静かに「読書の秋」「芸術の秋」なんて日常を送るなんてことはもう昭和の霧の中に消えてしまったのでしょうか。どんどんイベントが現れて、一年中「ハレ」じゃないと耐えられない人が増えていると感じます。明日になれば、お店はクリスマス仕様の商品が並び、次なる「ハレ」中毒者を待ち構えているのです。(ジャッピー!編集長)
にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ にほんブログ村
おもしろいと思ったら、クリックしてください!