ハッピー昭和クラブ

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

2016年08月

寅次郎の由来

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佐藤オリエさんは「続・男はつらいよ」(1969 山田洋次監督)にマドンナとして出演されています。寅さんの中学時代の恩師・坪内散歩先生の娘、夏子の役。昨日、紹介した「若者たち」(1968 森川時久監督)と同じく、オリエさんは先行したテレビ版が「男はつらいよ」でも同役を演じていますが、名前は冬子。第1作「男はつらいよ」(1969 山田洋次監督)のマドンナ、光本幸子の役名に冬子を使っていたからです。このことから、当初は単発、1作だけのつもりだったと考えられます。好評を受けて、第2作となってテレビ版のエピソードを基にしたが、冬子という名を使ってしまったので、反対の季節の名前にしたのでしょう。ちなみに第4作「新・男はつらいよ」(1970 小林俊一監督)のマドンナ、栗原小巻の役名は春子。ネーミングということで言えば、車寅次郎という名前は、江戸時代の非人頭・車善七と、松竹の喜劇映画の名手・斎藤寅次郎監督からとったというのが通説ですが、吉田松陰の通名・寅次郎という説もあります。山田洋次監督は満州から引き揚げ、宇部中~山口高校と長州の気風が残る土地で育ったこと、印刷工場のタコ社長の役名が桂梅太郎で、桂小五郎の桂と、松陰の実兄・梅太郎からとったのではないかと。また、松陰は叔父の跡を継ぎ、吉田家当主になったのとおいちゃんが親がわりの寅さん、子供がいなかった松陰が安政の大獄で亡くなったあと、甥っ子が継いだこととまるで寅さん2世のようになる満男……という裏付けと共に延広真治という方が「男はつらいよ偏痴気論~登場人物命名考」という論文の中で書いています。  (ジャッピー!編集長)
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ぶつかり合って、乗り越えて

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ジャネット・リンと握手! わー、いいですね!あの尻餅ついたときの表情も可愛かったなあ。たしか、カルピスのCMに出ていたと記憶しています。名前が似ているジャネット・リーは「サイコ」(1960 アルフレッド・ヒッチコック監督)で有名ですが。佐藤オリエさんは何と言っても「若者たち」(1967 森川時久監督)の長女役。長女と言っても、上に太郎(田中邦衛)、次郎(橋本功)、三郎(山本圭)、弟の末吉(松山省二)と男兄弟ばかりの中の紅一点。役名は佐藤オリエ。これは役名を芸名にしたのではなく、自分の名前を役名に貸したそうです。ボロ家に住む5人が、貧乏、社会の矛盾や恋愛などそれぞれが抱えた悩みや苦しみをぶつけ合い、乗り越えていこうとします。両親はいないので、ホームドラマというよりは青春群像劇といえるでしょう。とにかく口角泡を飛ばし本音を怒鳴り合い、本気でぶつかり合う激アツの日常で、結婚を考えていた相手(小川真由美)から学歴、将来性のことでフラれた太郎は、浪人中の末吉が弱気になっていると「ドタマがカチ割れるまで勉強しろ!」と言うわ、オリエが靴工場で親しくなった被爆者の青年(石立鉄男)と付き合っていると知ると、「オリエがびっこの原爆野郎と一緒になっていいのか」と偏見丸出しで吠えるわ、学生運動している三郎はそんな太郎に「人間の幸せって何だよ!一生、金、金、金で縛られていたら乞食だろう!」と反撃するわ、今のテレビだったら放送できないようなセリフが連打される。でも、真剣に怒り、泣き、笑い、生きている姿と、5人を演じた俳優陣の肺活量マックス状態の熱演に暑苦しくも引き込まれます。この「若者たち」は元々はテレビの連続ドラマだったのを映画化したもので、佐藤一家の5人は同じキャストなので演技のアンサンブルはバッチリでした。 あ、ハピイさんに依頼したイラストは「社会派映画」でした。ジャッピー!、どっこい生きてますよ! (ジャッピー!編集長)
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映画いろいろ

映画いろいろイラスト
 「真昼の暗黒」「橋のない川」「白い巨塔」「にあんちゃん」「若者たち」「キクとイサム」
 「赤信号 洲崎パラダイス」「キューポラのある街」「どっこい生きている」の邦画がこのイラストに
 盛り込まれています。
  何年か前に描きました。イラストのご依頼者は御存じジャッピー編集長です。
 なにゆえにこれらの大日本映画群をかいつまんだか忘れました。編集長、テーマはなんでしたっけ。
 しかるに、まだこのイラストはまだ世に出てません。ジャッピーがちょいとお休みなのです。
 なので、えろーすんまへんが勝手に当ブログにさらします。
 編集長のケツをたたくわけではありませんのであしからず。
 ジャッピー表紙
 まだまだジャッピーはどっこい生きています。
                  (ハピイ氏橋) 
  *イラストの中でこちら向いて手を振っているのは佐藤オリエさんです。
佐藤オリエさんサイン
昭和48年の暮れも押し迫るころ銀座三越屋上でご本人にサインをもらいました。
もうひとかたにも頂戴しました。金髪です。
 ジャネット・リンさんサイン
札幌冬季オリンピックの銀盤の妖精フィギィアスケート のジャネット・リンさんです。
転んでヒロインになりました。お尻が冷たそうでしたがニッコリと百万ドルの笑顔をスタンドにブラウン管に
投げかけてくれました。
 このサイン時もその笑顔を向けてくれました。握手もしました。手が冷たかった。アイススケート選手たるゆえんか。
 何故、このお二人がペア―でサインをしてくれたか今となってはわかりません。
 この時の三越銀座店の店長は確か後年社長になり突然解任された岡田茂さんだったかな。
 その解任されたときの一言「なんだ、これは?」 そのまんまのサイン会でした。
                               
 

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嵐を呼ぶ女?

bofuken
昨日は台風直撃。河川の氾濫、倒木(山手線が止まってしまった)、あちこちに爪跡を残しました。被害にあった人にはお見舞い申しあげます。先日「風速七十五米」(1963 田中重雄監督)という作品を紹介しましたが、同じ大映作品で「暴風圏」(1959 渡辺邦男監督)というのもありましたね。こちらも、叶順子が主演、運輸会社の社長が亡くなり、若くして社長を継ぐ娘の役(この辺も「風速七十五米」と似ている。あ、こっちのが先か)です。株を買い占めて会社を乗っ取ろうとする実業家(高松英郎)が6000万円の手形の決済を迫り、美沙(叶順子)を自分のものにしようと狙っている悪い奴。金の工面のために奔走する秘書(菅原謙二)は、前社長の友人で建設会社社長に融資を頼みに行きます。あまりの大金(この当時で6000万円なのだ)に決めかねているとき、窓の外は台風接近で荒れ模様。この建設会社が工事を請け負っているダムが、山からせり出した岩で崩れそうだと連絡があり、その岩を破壊するためのダイナマイトを運ばなければならないのです。何と最大風速80メートル!という台風の中、この運送を引き受けた菅原謙二。ダイナマイトを積んで倒れた電柱を避け、崩れそうな断崖の道を通り…とこのあたりなかなかのサスペンス。何とか現場まで近づいたとき、高松が妨害に現れるのですが、この暴風の中、ここまで来る執念は金メダル級です。この映画、後半の展開は「恐怖の報酬」(1952 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督)に似ています。ニトロを運ぶイブ・モンタンには相棒がいたが、菅原謙二には田宮二郎が同行しているし。各映画会社が量産していた時代、洋画からいただいた(今ならインスパイアされたと言うのか)ものは結構ありました。それにしてもトラックに同乗し現場まで行く叶順子、(「風速七十五米」の時もだが)どこまで無謀なんだ! 叶順子はたしか、撮影の強い照明で目を痛めて引退したときいていますが、好きな女優さんでした。  (ジャッピー!編集長)
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映画で暮らすの手帖 吉永小百合と森村桂

吉永小百合と森村桂
 ジャッピー編集長が映画をどしどしのっけてくれているので、後塵を配します。
編集長とくれば、近頃”今い”のが花森安治氏。NHK朝ドラで唐沢寿明さんが演じています。
映画ではもっと古くはかれこれ50年前に登場しています。
 日活映画「私 違っているかしら」(昭和41年)です。
原作は森村桂の自伝小説「違っているかしら」です。
森村さんは若いころ「暮しの手帖」に社員でいらっしゃったのです。
おかめ美人の森村さんの役をなんと吉永小百合さんが演じています。
花森安治さんを宇野重吉、大橋鎭子さんを細川ちか子さんがそれぞれ演じ脇を固めています。
宇野さんの花森さんは朝ドラより物わかりの良い温厚な役回りです。
 実際の花森さんの人となりは下記単行本に描かれています。
二井氏著作
  著作者の二井康雄氏は暮しの手帖の副編集長を務めた方で、若いころから花森さんの薫陶を受けた方
です。
 映画に本に「暮しの手帖」で休日を日暮してください。ヒグラシをBGMに。
                                      (ハピイ氏橋)

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きたさん
1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
ジャッピー!編集長
映画雑誌「ジャッピー!」を主宰する編集長
映画や昭和歌謡に底知れぬ造詣を示す昭和博士
ハピイ氏橋
昭和のあれやこれやをイラストにして解説。
独自の目線で昭和の面白さを掘り起こすイラストレーター
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