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昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

2018年05月

日大アメフト部の映画「マイフェニックス」

日本大学の「悪質タックル事件」、ウチダ前監督とイノウエ元コーチが、関東学生アメリカンフットボール連盟から「除名」処分を受けました。選手に責任をなすりつけるような発言をしていたし、「そのプレイは見てない」という監督の主張も当日の試合の映像から虚偽とされたし、試合後の監督の発言も音声データで残っていたりと証拠が積み上げられていますので当然の処分といえます。
僕は「アメリカンフットボール」には興味がなく、試合を観たこともありません。バート・レイノルズさん主演の「ロンゲスト・ヤード」(1974 ロバート・アルドリッチ監督)や、140132_01
そのリメイク「ミーン・マシーン」(2002 バリー・スコルニック監督)139417_01
を観たことはありますが、全くアメフト自体の知識はありません。ただ、日大アメフト部が「フェニックス」というチーム名であることをニュースで知り、「あっ!」と思い出しました。「マイフェニックス」(1989 西河克己監督)という映画です。今回の事件を報じた新聞を読んでみると、日大は「アメフトの名門」でかつて篠竹監督という名将がおられて黄金時代を築いたとのこと。ウチダ前監督もこの篠竹監督の指導を受けていたとありました。たしか映画で菅原文太さんが老監督を演じていましたが、それが篠竹監督の役だったのだと思います。この映画は、「日本大学創立100周年」を記念して製作されたもので、監督の西河克己さんも「日芸」出身です。(西河さんの時代は、まだ「芸術学部」というのはなくて、「日本大学法文学部芸術科」といったそうです)かなり昔に観たのでうろ覚えですが、文太さん演じる監督は事故か何かでケガをして、杖をついて采配をふるうシーンがあったと思います。主演は宍戸開さんで、もちろんアメフト選手の役です。彼と恋におちるのが富田靖子さん演じる写真家の卵?で、こちらも日大芸術学部写真学科の学生だか、卒業生だかの設定でした。ストーリーはほとんど忘れてしまいましたが、選手の故障などで不調になった「フェニックス」が宍戸さんの活躍で最後は優勝するという感じだったと思います。ともかく、日大全面協力でアメフトの試合シーンなどはかなりの迫力だったような気がします。僕がはっきり覚えているのは、宍戸さんが富田さんの実家に乗り込んで連れ帰りキスするシーンです。
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ちょっと「卒業」(1967 マイク・二コルズ監督)みたいな設定だったので記憶にあるのです。宍戸開さんは映画デビューだったのかなあ、たしか宍戸錠さんも出ておられたと思います。
そんな栄光の「日大アメフト部」もすっかり信頼を失ってしまいましたが、加害者の宮川選手の会見は立派だったと思います。「……真実を明らかにすることが償いの第一歩だと思います。……自分の意志に反することはフットボールに限らずすべてにおいてするべきじゃない……」と真摯に反省の言葉を述べていました。この20歳の若者の誠実さ、「刑事訴追の恐れがあるので……」とか言って真実を語ろうとしないヒラメ官僚たちは少しは見習ったらどうかと言いたいです。  (ジャッピー!編集長)
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「パッチギ!」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」、川を渡る映画二本立て

昨日の当ブログで、きたかたさんが「パッチギ!」(2004 井筒和幸監督)のクライマックス、「イムジン河」を唄うシーンを貼り付けてくださいました。「パッチギ!」については、当ブログ3月24日「1968年の京都が舞台の『パッチギ!』」をはじめ、3月25日「『パッチギ!』と『シェイプ・オブ・ウォーター』」、4月2日「『パッチギ!』のプロデューサー、李鳳宇さん」、4月3日「必殺技パッチギの語源とは」と書いていますのでご参照ください。
「パッチギ!」は大好きな映画なので何回も鑑賞していますが、名画座で印象に残る二本立てで観たことがあります。池袋の新文芸坐で2005年7月、「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2003 ウォルター・サレス監督)との二本立てです。
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邦画二本立て、あるいは洋画二本立てが通常なので、こうした外国映画と日本映画の組み合わせというのは珍しく僕もちょっと違和感を感じながら観に行きました。「パッチギ!」はその時点で3回目ぐらいの鑑賞でしたがやはり感動してスクリーンを見つめ、続いて「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観ました。これは、チェ・ゲバラが革命家になる前、ごく普通の医学生だったときに友人アルベルトと一緒に中古のオートバイで南米を旅したことに基づいた映画です。ガエル・ガルシア・ベルナルさんが若き日のエルネスト・ゲバラを演じて一躍、人気俳優となりました。学生生活の思い出にと気楽にバイク旅に出たゲバラですが、旅の途上で貧しい村や苦しい生活をしている人々に出会います。アメリカなど大国の帝国主義政策によって分断された南米の現実に初めて触れるのです。そうして「この長い旅の間に何かが変わった。人々のためにその答えを見つけたい」と思うにいたるのです。旅をしながら成長していくという「ロードムービー」の王道ともいえる作品ですが、一介の医学生が偉大な革命家になる「芽」を描いていて感動します。
そして、この旅の中でももっともポイントになるのが、「ハンセン病患者」の施設を訪れるシーンです。彼らは「伝染病」とみなされ(実際にはハンセン病はうつったりしない)、大きな川向こうの島に隔離されているのですが、ゲバラはそこを泳いで渡るのです。現地の人にも「患者に触れるときは手袋をして」などと言われるのですが、ゲバラは平気で素手で握手し、患者たちとサッカーに興じたりします。 そうです、「パッチギ!」との二本立ては「どちらも川を渡る」映画なのです! 偏見と分断を越えて真っ直ぐにぶつかっていくために「川を越える」ところが共通しているのです。
この「ハンセン病療養所」で若き医学生ゲバラが「無意味な国籍、国境で分断されているが南米大陸はひとつなんだ」というようなスピーチをするところも「パッチギ!」にこめられたメッセージに似ています。うーん、この番組を組んだ人はエライ! これこそ「名画座の二本立ての妙」ではないか!と感心しました。 

 (ジャッピー!編集長)

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今こそ世界に届け「イムジン河」の歌

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3月29日に「イムジン河と京都と松山猛さん」という記事をアップした直後でした、南北の融和ムードが高鳴り、4月27日に南北首脳会談が板門店の平和の家で実現しました。平昌オリンピック以降、水面下では様々な交渉がなされていたと思いますが、米朝首脳会談がリアリティーを帯びてきたのも4月になってからだと思います。松山猛さんの願いが天に届いたのかもしれませんね。ソ連と米国によって分断された同一民族が統一に向けて動き出した歴史的瞬間を僕もTVで拝見しました。この時オノヨーコさんはツイッターに「ジョン・レノンが喜びのあまり宇宙で小躍りしているのが目に浮かぶ。すべての国が握手するきっかけとなってほしい」というメッセージを挙げておられます。アジアの「イマジン」とメッセージされている松山さんの「イムジン河」今こそこのメッセージを世界に届けたいですね、、、。20160219_2356
そして、いよいよ6月12日には米朝首脳会談、平和と融合の始まりになってくれればいいのになぁ。
以下のユーチューブは映画「パッチギ!」のイムジン河を歌い上げる感動のシーンです~。
ちゃんちゃこ43 きたかたよしろう

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総理に「にっぽん泥棒物語」のあの台詞をおくる

昨日の当ブログで、山本薩夫監督の70年代の作品を取り上げました。どの作品も権力に斬り込んでいて見ごたえがあります。特に「不毛地帯」(1976 山本薩夫監督)は、戦闘機買い付けをめぐる商社と政界の癒着を描いた山崎豊子さんの原作の映画化ですが、撮影しているときに「ロッキード事件」が起こってまさに現実を予見したような作品になりました。山本薩夫監督はこうした権力の腐敗や不正を告発し続けた社会派監督ですが、娯楽作品としても相当な手腕があり面白く見せることにも長けております。
そういった社会性と娯楽性がうまくブレンドされた作品に「にっぽん泥棒物語」(1965 山本薩夫監督)があります。
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泥棒の中でも「蔵」を専門に狙っているので「破蔵師」と呼ばれる義助(三國連太郎さん)が主人公です。ある夜、弟子?の江原真二郎さんと「仕事」した後、線路沿いに逃げるときに数人の男たちを目撃します。刑務所に入った義助はその日に「列車転覆事件」があったのを知り、自分が目撃した男たちが犯人であると不審を抱きます。しかし、前科を隠し結婚した義助は証人になることができません。このままでは「犯人」とされて獄中にいる人が無実なのに罪をきせられてしまいます。おまけに義助をつけ狙う刑事(伊藤雄之助さん)からは、「お前の前科を女房にばらすぞ」と脅されウソの証言を強要されます……。泥棒だが「冤罪」の片棒をかつぐことに良心の呵責を感じ葛藤する義助の懊悩ぶり、その心の弱さをつく刑事の粘着質なやり口、三國さんと伊藤さんというふたりの名優の丁々発止の演技が絶品で、文句なく楽しめます。ラストは、裁判所で義助が「ありのまま」を証言し傍聴席は騒然としますが、ここで義助が発する「噓つきは泥棒の始まり」という言葉が爆笑を誘います。ダウンロード (4)
娯楽性と社会風刺が見事に融合した語り口は山本監督の真骨頂ですが、今、連日国会で取り上げられている「モリ・カケ」問題、総理夫人が名誉校長の学校に国有地(国民の財産)を8億円も値引きしたり、腹心の友の大学にえこひいきしてそこに莫大な補助金(血税)をおろすということは、国民の金をネコババしているということですよね。次から次へとウソをついて逃げ回る総理、やはり「ウソつきは泥棒の始まり」とい言葉がピッタリであります。   (ジャッピー!編集長)

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どいつもこいつもリアル悪相

昨日の当ブログで、この「美しい国」の総理とその周辺にいる「忠犬」たちの悪相について書きました。
中でも、「最悪相」なのは総理と財務大臣であることは言うまでもありません。国会中継を見ていると、野党議員が質問しているときによく二人で何やら「薄ら笑い」しながら耳打ちしているシーンを見ますが、本当に「気持ち悪い」です。国民をバカにしているというのがありありと表情に見てとれます。昨日の当ブログで、小津安二郎監督の「品行は直せるが品性は直せない」という言葉を紹介しましたが、このお二人はもうレベルを超えています。人格的に腐りきっています。この二人の心の奥底から腐臭がしますねえ。
総理の発言に辻褄合わせようと「面会はウソだった」とか言ってまた泥沼にはまり込んでいく様相になりましたが、この総理の「腹心の友」の理事長も相当に悪相です。映画にキャスティングするなら悪玉ヤクザしかありえないです。昨日の当ブログでふれたサガワ元・理財局長、ヤナセ元・首相秘書官は小悪党という感じだし、セクハラ発言を「言葉遊び」と改ざんしたフクダ財務次官、その聴き取りをしたというヤノ次官というのも相当に悪の匂いが漂ってくるツラ構えであります。本当によくもまあ、こんなにも悪い人相の人物を集めたものだと思います。いや、「本性」が「悪相」を作るということであれば、そういう邪悪な「本性」を持った輩が集まるから必然的に悪相軍団になるのですかね。
政財界の癒着など権力の腐敗を描いた巨匠・山本薩夫監督は70年代に「華麗なる一族」(1974 山本薩夫監督)、「金環蝕」(1975 山本薩夫監督)、「不毛地帯」(1976 山本薩夫監督)を連打しました。
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これらの映画では佐分利信さん、宇野重吉さん、三國連太郎さん、永井智雄さん、小沢栄太郎さん、大滝秀治さん、内田朝雄さん……といった昭和の名優の方々が「食えない」連中を演じていましたが、いくら彼らが「悪役」をやっても、今、国会でウソ言っている連中が発散するような「悪の匂い」までには至ってないですね。まあ、考えてみれば、この政治家や忠犬たちは悪「役」ではない、本当の「悪」ですからね、当たり前といえます。
それでも昔は役者の層が厚かったというか、個性があって上手い人がいっぱいいたなあと改めて思います。もし今、山本監督が生きてらっしゃるとしたら「モリカケ」を映画化するとなると、どういうキャスティングしたかなと夢想していますが、ちょっと今の役者では揃わない感じがします。
(ジャッピー!編集長)
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きたさん
1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
ジャッピー!編集長
映画雑誌「ジャッピー!」を主宰する編集長
映画や昭和歌謡に底知れぬ造詣を示す昭和博士
ハピイ氏橋
昭和のあれやこれやをイラストにして解説。
独自の目線で昭和の面白さを掘り起こすイラストレーター
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