ハッピー昭和クラブ

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

2018年11月

ボヘミアンラブソディⅡ

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ボヘミアンラブソディは、1975年10月31日にアルバム「オペラ座の夜」の中から先行シングルリリースされた曲です。1975年といえば、僕達ちゃんちゃこが、デビューしてテレビ・ラジオに大忙しだった年です。僕がこの曲を初めて聞いたのは、ラジオ局、文化放送に番組収録で訪れていた時のことです。ラジオの放送が流れている室内で、いきなり、♪Is this the real life? Is this just fantasy?♪と始まった訳です。なんだこれは?ってことで、かなりの衝撃を受けたことを今も覚えています。プログレ?それとも、ハードロック?オペラのような曲調にこの多重録音はいったい何?ロックオペラのような、ビートルズのアビーロードのB面みたいな・・・。とにかく自分の中で説明がつきませんでした。四谷にあった文化放送の旧社屋は元々カトリックの修道院だったということで、そこここに、レトロな教会風のなごりがある社屋でした。
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その社屋の高い天井から聞こえてくるボヘミアンラブソディ、、、何だか崇高な気分になりましたね。
映画ではこの曲のレコーディングシーンがありました。ボーカルの重ね録りを行っている場面で当時の録音機材が出ており、2インチのテープが出てきました。1975年当時の16チャンネルのインチ録音テープです。08_500x281
僕達はこのテープで散々レコーディングしていたのを懐かしく思い出しました。声の重ね録りもよくやりましたが、この曲のように究極の多重録音のボーカルは聞いたこと無かったです。ググりますと、クイーンは当時としては珍しい24チャンネルの録音機材を使用していたとのことです。歴史に残る名曲を初めて聞いた時のインパクトでした。

 
ちゃんちゃこ43 きたかたよしろう
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ボヘミアン・ラブソディ

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映画「ボヘミアン・ラブソディ」を観ました。
フレディ・マーキュリーのことはクイーンのボーカルという目線でしか知らなかったです。
この映画を観て、ミュージシャンの孤独、バンド仲間のこと、LGBTのこと、病気のこと、家族のこと、恋人(友人)のこと、、、等々とても心に沁みました。
そして最後のライブエイドでのステージシーン、旧ウエンブリースタジアムのレプリカで撮影されたとのことですが、リアルタイムで観たライブ映像そのままだったので、もうどうやってこの撮影を実行出来たの?とか、どこまでがCGなの?とか思いを巡らす余裕もない超迫力で音楽が迫ってきて、圧倒されました。フレディーの短い人生があのステージに凝縮されて、1985年に本物を観た時より感動しました。
悲しみや、憎しみや、人生をぶっ飛ばしてしまう音楽の力をまざまざと見ました。
そして、本物のライブシーンを改めて観てみますと、もうこの時既に自分がエイズに感染していることを認知したうえでステージに立っているフレディーが神々しく映るのです。
ちゃんちゃこ43 きたかたよしろう


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80年代音楽シーンのプロローグ1978年にタイムトンネルⅡ洋楽

今から40年前の1978年は80年代の音楽シーンを飾るアーティストが、続々とデビューしている話を8月31日に投稿して以来、ジャッピーさんからもいろいろあげて頂きました。サザンやツイスト、YMO、竹内まりや、原田真二、杏里等々、80年代の香りがプンプンします。

この、流れ、洋楽でも当てはまります。
なんと、ポリスがこの年に「アウトランドス・ダムール」でデビューしています。
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ポリスの出現で、UKロックシーンのスタイルはまた進化しました。
レゲエロックともいえる、ポリス独特の間というか空間というか、そこに刻まれるリズムの
かっこいいこと、もう僕はすぐにポリスの大ファンになったことを覚えています。
スティングのシャウト炸裂の「ロクサーヌ」なんか何回聴いても聞き飽きません。

デビュー当時はパンクバンド扱いされてましたが、3人の演奏力やリズムやセンスやすべて、ポリスオリジナルだと思うと唯一無二のバンドだと思います。彼らは80年代前半を駆け抜けました。

そして、現在も伝説を続けているアメリカのハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」もこの年のデビューです。UKのキンクスノカバー曲
「ユー・リアリー・ガット・ミー」のシングルでデビュー。van-halen-you-really-got-me
長い伝説の中でメンバーチェンジはいくつかありましたが、ギターとドラムのヴァン・ヘイレン兄弟は現在も老舗の風格でツアーをこなしています。彼らの代表曲「ジャンプ」は80年代の代表曲といっても過言でないのかもしれません。


ちゃんちゃこ43 きたかたよしろう
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沢島忠監督と渥美清さん「おかしな奴」

一昨日の当ブログで書いたように、先日の「第10回船堀映画祭」で追悼上映があった沢島忠監督は、昨年の「第9回船堀映画祭」には車椅子で駆けつけられました。「第7回船堀映画祭」のときもゲストでいらっしゃいました。
そのとき上映されたのが「おかしな奴」(1963 沢島忠監督)です。
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敗戦後、焼跡の日本に笑いをふりまいた「三遊亭歌笑」さんの生涯を描いた作品で、歌笑を演じたのは渥美清さんです。落語家目指して上京し、金楽師匠に拾ってもらい修業に励みますが、なかなか上達しません。ライバルのとん楽(春風亭柳朝さん)にも水をあけられます。そんな不器用な歌笑に渥美さんがピッタリです。落ちこぼれの歌笑を励ましてくれるのが、師匠の家の女中さん「ひさ」です。何とか弟子になれたときに我がことのように喜んでくれた「ひさ」を演じた三田佳子さんの純情可憐さは特筆ものです!
「ひさ」は許婚と結婚することになって田舎に去っていきます。「私が初めてもらったお給金で買った本なの。持っててくださいね」と石川啄木の詩集をくれます。落ち込む歌笑ですが、落語修業に励みます。しかし、戦争が激しくなり、世間は落語どころじゃない殺伐としてきます。落語家仲間のししゃも(佐藤慶さん)は赤紙が来て絶望し、高座の終わったあとに首を吊って自殺してしまいます。この佐藤慶さんはいつもの憎々しい悪役や大島渚作品の屈折した役とは一転、気の弱い純情青年で好演でした!(何でも佐藤さん自身、落語が大好きで学生時代は「落研」だったそうでノッていたそうです)
戦後、焼跡となった日本、ラジオで流される落語が人気を博します。皆、笑いを求めていたのです。そんな中、歌笑は「ひさ」さんにもらった「啄木詩集」をヒントに「歌笑・純情詩集」というネタで人気者になります。
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ある日、焼跡を歩いていた歌笑は浮浪児に財布をすられ、追いかけていくとパンパンたちに取り囲まれ身ぐるみはがされそうになります。そのパンパンたちの一人が何と「ひさ」! 結婚した夫はすぐに出征し戦死、「ひさ」は娼婦になってしまっていたのです。女中時代の「ふさ」があまりに可憐だったのでこの変貌ぶりには劇中の歌笑と同様、観ている僕も驚いてしまいました!201510052301431c4
 歌笑は「ウチに来てくれ。あんなにオレを励ましてくれたひさちゃんのためなら……」と言いますが、「ふさ」は「私一人を救っても日本中のパンパンを救えるわけじゃないし……」と言い、近々米兵と一緒にアメリカに行くと告げます。そして「あなたはこの焼跡のアイドルだもの。今まで通り精一杯皆を笑わせてくれればいいの」と言います。あとのシーンで歌笑が「誰がひさちゃんをアメリカにやっちゃったんだ‼」と慟哭しますが、普通に生きていた人の運命を狂わせ、不幸にする戦争への憎しみがこみあげます。
歌笑は交通事故で32歳で亡くなります。そのとき歌笑が手に持っていたのが、真打ちに昇進したときに「ひさ」が贈ってくれた虫メガネ(歌笑はひどい近眼でした)だったのも泣かせます。渥美さんの好演もあって良い映画でした。渥美清さんと沢島忠監督のコラボ作品をもっと観たかったです。
(ジャッピー!編集長)

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沢島忠監督による「水戸黄門」エピソード・ゼロ

「第10回船堀映画祭」での沢島忠監督の追悼企画でいらした「芸能座」の依田豊隆さんのトークによれば、沢島監督が生前、最後に撮りたいと熱望した「忠臣蔵」、キャストには北大路欣也さん、松方弘樹さんを考えていたとのことです。(松方さんの方が監督より先に亡くなってしまいました……)東映で培った時代劇の伝統を残されたかったのだと思います。
その北大路さん、松方さんのお二人が売り出し中の頃に沢島監督がお撮りになったのが「水戸黄門 助さん格さん大暴れ」(1961 沢島忠監督)です。
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「水戸黄門」といえば、この人!月形龍之介さんですが、その月形黄門シリーズの最終作にして、黄門様と助さん・格さんの出会いを描いた、いわば「水戸黄門エピソード・ゼロ」であります。お二人を助さん・格さんに配し、脚本は増村保造作品などでお馴染みの白坂依志夫さんを起用して新機軸を狙ったのです。
画面からはみ出さんばかりの大きな文字でタイトルが出たあと、フンドシ一丁の助三郎(松方さん)と格之進(北大路さん)が相撲をとっていて、汗だらけの体を洗うように海に飛び込みます。一気に駆け抜ける若さあふれる冒頭はもうアイドル映画です。二人は気のいい若者で、農家のおじいさんが草刈りしているのを見て、手伝いをします。このおじいさんは実は黄門様(月形さん)なのですが、この時点で二人は知りません。城内では若手の登用試験があり、次席家老のドラ息子(こういう役はやっぱり菅貫太郎さん!)は前もって試験問題を不正に入手し合格。それどころか助さん格さんがカンニングをしていたとウソをつくので、会場で二人は大暴れ、謹慎になってしまいます。そこへ「お呼び出し」があり、「お手討」かと覚悟して白装束で伺うと、何とあの農家のおじいさん。黄門様直々の裁定で二人は合格、晴れて黄門様の付き人になるのです。
 
何でも当時、日大で不正入試事件があって、それをストーリーに取り入れたそうですが、他にも昭和36年当時の世相を風刺している場面、科白が続々と出てきます。黄門様が自分の畑で作った野菜を手渡し「これは農薬なんぞ入っておらんぞ」と言ったり、落語家や講談師が「お犬様」を蹴っ飛ばして捕まっていたり、庶民も苦しむ綱吉の独裁に「政治の貧困というやつじゃな」と言ったりします。ラストは、助さん・格さんたちがたくさんの犬を連れて柳沢吉保(小沢栄太郎さん)の屋敷に殴り込み、柳沢がたまらず部下に「かまわぬ!斬れ!」というと、二人が「おっ、てめえ、お犬様を斬るってのかい!自分で出したお達しを自分で破るのか!」と言うのが痛快でした。
また、菅さんが偉い家老(岡田英次さん)の所に行き「合格」を嘆願に行く場面、岡田さんは「馬鹿者!」と一喝し出ていきますが、部下の花沢徳衛さんがあっさりと「小判が底に入った饅頭」を受け取り、試験問題の写しを置いていきます。別室で岡田家老「いいか、金を受け取ったのもお前、問題を渡したのもお前だぞ」と言い含めます。いざとなったら責任をとらされるのは部下という姿勢、今の時代も「秘書がやったこと」というお決まりの逃げ口上、悪い奴のやり口は変わりませんねえ。
そういった風刺とスピーディーな立ち廻りに加え、助さんと渡辺マリさん、格さんと北条喜久さん、二組のカップルがブランコに乗ったり、黄門様の若き日の恋まで語られロマンチックな面も楽しく、さすがは沢島時代劇!であります。  (ジャッピー!編集長)

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1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
ジャッピー!編集長
映画雑誌「ジャッピー!」を主宰する編集長
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昭和のあれやこれやをイラストにして解説。
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