ハッピー昭和クラブ

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

2019年01月

夭折の大横綱「玉の海」関を覚えていますか

今年の大相撲初場所は大荒れでした。よく春場所(大阪場所)は荒れると言われますが、今年は波乱の幕開けです。昨年の御嶽海関、貴景勝関の優勝の流れから、世代交代の時期になっているのでしょう。3横綱が揃って始まったのに、稀勢の里関は初日から3連敗で引退、鶴竜関、白鵬関も相次いで休場と、結局はまた横綱不在の場所になってしまいました。で、貴景勝関や阿武咲関などの若手が優勝するかと思えば、大ベテランの玉鷲関が優勝です。場所前は誰も予想しなかったでしょう。
初土俵から一度も休場することなく、苦節15年で初優勝の玉鷲関には感動を覚えました。新聞で見ると、玉鷲関は「片男波部屋」にとっては、横綱「玉の海」関以来の優勝力士だということです。48年ぶり…ああ、もうそんなに経ってしまったのかあ。「玉の海」関は横綱在位中、27歳という若さで亡くなったということもあり、鮮明に記憶に残っています。その当時、僕は熱中して大相撲を観ており、星取表を毎場所、スクラップ・ブックに貼り付けてお気に入りの力士の番付の上がり下がりに一喜一憂していました。(当時、僕が好きだったのは「若浪」関や「陸奥嵐」関のようなソップ型や、関脇の長かった「長谷川」関)「玉の海」関は「北の富士」関と同時に横綱になり、大関までの「玉乃島」から親方の現役時代の四股名「玉の海」を継ぎました。当時晩年の「大鵬」関と3横綱で、毎場所この3人が優勝を争っていた時代で、毎場所のようにこの3人が優勝を争っていました。それも13勝、14勝あるいは全勝といった高いレベルの星で、本当に「横綱」が強かったのです。中でも、「玉の海」関は横綱になって最初の場所13勝、次が12勝のあと、3場所目で9勝と落ち込みますが、ここからがすごくて、「14勝1敗」を4場所続けるのです! だいたい、その1敗というのは「大鵬」関に喫したものが多かった記憶があります。4場所のうち3場所で優勝、逃した1場所は全勝で千秋楽を迎えた「玉の海」関が本割、優勝決定戦と「大鵬」関に連敗に逆転されたことがありました。これが「大鵬」関の最後の優勝だったのでよく覚えています。
なかなか全勝ができなかった「玉の海」関ですが、4場所連続「14勝1敗」の次の場所が13勝2敗(優勝は全勝の「北の富士」関)の次、1971年名古屋場所で見事に全勝優勝を果たします! そして次の秋場所は13勝で「北の富士」関に優勝をさらわれ、まさに「北玉時代」の真っ只中に亡くなってしまうのです。死因は「虫垂炎」で、力士なのでお腹が分厚いので手術が間に合わなかったと当時言われていて、子ども心に「痛みを散らしてはいけないんだ。盲腸になったらすぐ手術しないと」と思ったのでした。
「玉の海」関は力士としてはそんなに大きい方ではなかったですが、取り口は鮮やかで右四つになったら盤石のまさに「横綱相撲」でした。「優勝6回」に終わりましたが、生きていれば相当な回数の優勝を飾ったのではないでしょうか。全盛期に亡くなってイメージが強く残っているせいかもしれませんが、最強の横綱のひとりにあげたいです。「玉の海」関の相撲、もう一度じっくり見てみたいなあ。  (ジャッピー!編集長)
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ダサすぎるネーミング「高輪ゲートウェイ」

昨日の当ブログで、「高輪ゲートウェイ」駅のネーミングについて、「芝浜」の方が日本文化の発信という点でもよろしいんじゃないかと書きました。山手線と「落語」といえば、昭和世代には「柳亭痴楽」師匠(「柳亭痴楽はいい男~鶴田浩二や錦之助、あれよりずっといい男~」のフレーズでお馴染み)の「恋の山手線」がありました。冒頭が「上野をあとに池袋~走る電車は内回り、私は近頃、外回り~」で、子どもだった僕はこのフレーズで「内回り・外回り」を覚えたほどです。七五調の節回しで駅名を入れこんでいくスタイルは、小林旭さんの唄う「恋の山手線」にもつながります。こちらは、♪上野オフィスのかわいい娘、声は鶯谷わたり~日暮里笑ったあのえくぼ~ という歌詞でした。「自動車ショー歌」と並ぶ傑作だと思います。当然ながら、1971年開設の「西日暮里」駅は入っていません。(痴楽さんの方は亡くなる直前に「西日暮里」を盛り込んだヴァージョンを披露したらしいですが)
「西日暮里」駅ができたときのことはよく覚えています。というのは、当時、北千住に親戚が住んでいたのでさっそく「千代田線」との乗り換えで利用したからです。当然ながら、田端ー西日暮里ー日暮里の駅間が短いなあ!という驚きがありました。駅を出たと思ってらすぐ西日暮里に到着という感じ。
あのときは別に駅名公募なんかしなかったと思うし、「西日暮里」というシンプルな駅名を普通に受け入れてました。今回は公募という形をとりましたが、1位は8000票以上集めた「高輪」、2位は4000票強の「芝浦」、3位が3500票近い「芝浜」でした。やはり、人々はシンプルなものを望んでいることが分かります。特に「高輪」は2位にダブルスコアの大差をつけているのだし、これが山手線の他駅とのバランスを考えて「新駅名」にふさわしいという意見が多いのです。
それなのに、公募結果130位の「高輪ゲートウェイ」にするってどういうことなんでしょう? これなら公募する意味ないじゃん!と誰でも思ってしまいますね。しかも「高輪ゲートウェイ」を推した36票はある広告代理店の組織票だったという噂もありますから、利権がからんだ「出来レース」だったのでしょうか。結局、国民の意見や考えを聞かないという点では、アベ政権と同じですね。「特定秘密保護法」「安全保障関連法」「TPP関連法」……それぞれ国民の反対が6~8割あっても押し切るような姿勢が隅々まではびこっているのです。いやな渡世だなあ……。 (ジャッピー!編集長)
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「芝浜」がモチーフの映画「江戸っ子繫盛記」

この前の日曜日、大河ドラマ「いだてん」を観ていたら、ビートたけしさん演じる「古今亭志ん生」師匠が昼間から酒を飲もうとしているのを咎められて「これは『芝浜』の稽古してるんだ」と言い訳している場面がありました。「芝浜」は、酒飲んでばっかりの魚屋が大金の入った財布を拾って有頂天になり長屋の連中を集めてドンちゃん騒ぎ。翌朝、おかみさんから「金を拾ったなんて夢みたんだろ。どうすんだい、こんなに散財しちゃって」と言われ、魚屋は「そうかなあ……」といぶかりながらも心を入れ替えたように働き始め、やがて暮らしも安定します。すると、おかみさん、「財布を拾ったというのは本当だったんだよ」と告白、ぐうたらな亭主を立ち直らせるための嘘だったという夫婦の人情噺です。
この落語を映画化したのが「江戸っ子繫盛記」(1961 マキノ雅弘監督)です。主演の中村錦之助さんの江戸っ子の口跡が気持ちよく、まさに適役でした。この映画の面白いところは「芝浜」のストーリーに「番町皿屋敷」の話を入れこんでいるところで、錦之助さんの夢枕に妹のお菊(小林千登勢さん)が現れ、旗本の家に奉公しているお菊が大事なお皿を割ってお手討にされたことを知る……と、「夢」をモチーフに落語と怪談をミックスした語り口が絶品でした。
山手線の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」という訳の分からないものになりましたが、公募の結果は1位「高輪」、2位「芝浦」、3位「芝浜」だったとのこと。「高輪ゲートウェイ」は130位だったそうですが、その決定の理由が「世界中から企業や人材が集う国際交流の拠点として……」と説明されていました。要は外国の方々も多くなるからということなんでしょうが、ならば、なおのこと、「芝浜」なんて駅名の方がいいんじゃないですかね。その由来を説明することで外国からいらした人とコミュニケーションのきっかけになるし、「落語」に興味を持ってもらえるかもしれません。「寄席」に行くには日本語力が足りないという方には、「江戸っ子繫盛記」に英語字幕でもつけて観てもらうとか、日本文化を知ってもらう起点になる可能性があるのにと思います。それが「高輪ゲートウェイ」だもんなあ、横文字(カタカナ)入れりゃ「国際的」とでも思ってんのかねえ、まったく粋じゃないですね。
(ジャッピー!編集長)
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「ランキング」をめぐる映画「殺しの烙印」

「全豪オープン」を制した大坂なおみ選手が、テニスの世界女子ランキングで正式に1位となりました。日本人としてはもちろん、アジア出身でも初の快挙です。カモーン! 試合後のインタビューで「今、食べたいものは?」と聞かれたなおみさん、「全米オープン」のときに続いて「カツ丼、アゲイン」と答えていました。なので、僕も今日は「カツ丼」を食べに行こうかと思っています。もっとも、僕の場合「かつや」のカツ丼の一番安いやつですが(しかも100円割引券を使って)。
「ランキング」というと思い出す映画が「殺しの烙印」(1967 鈴木清順監督)です。この映画では「殺し屋のランキング」というのがあって、その世界にいる者はその「ランキング」の1位を目指すのです。実際にそんな「ランキング」があるのか知りませんが、この映画の中では「ランキング」は絶対の価値があり、プロの殺し屋たちはまるで「スポーツ」のようにその「ランキング」にこだわり、まさに命がけで戦います。
主人公の宍戸錠さんはナンバー3に位置していて、ランキング1位は誰も顔を見たことなくて「幻のナンバー1」と呼ばれています。冒頭、錠さんが組織の命令で南原宏治さんを護衛しますが、このとき相棒をつとめる南廣さんはアル中で拳銃を握る手も震えている有り様で「ランキング」から脱落しているという設定でした。ある日、依頼された仕事でミスを犯した錠さんが組織から狙われ、ナンバー4(大和屋竺さん)やナンバー2が刺客として送り込まれますが、錠さんは撃破。ついに「幻のナンバー1」が登場します。冒頭に登場した南原宏治さんだったのです。南原さんは正体を明かして錠さんの住む部屋に現れ、共同生活をしながらお互いの命を狙うという上京になります。お互い隙を見せられないので、トイレも行けず小便は垂れ流し、ついには腕を組んで二人でトイレに行くなどルールを決めるのがますます「スポーツ」ぽいです。宅配便か何かが来て、二人が腕を組んで玄関先に出る場面は笑えます。また、南原さんが眼をあけたまま眠るという技を披露するところはプロフェッショナルの凄みも感じてしまいます。何とも荒唐無稽な闘いですが、最後は錠さんが作戦が功を奏して、ついに南原さんを倒します。対決の舞台となったボクシングのリングで錠さんが「ナンバー1は俺だ!」と叫ぶところで映画は幕を閉じます。
当時の日活社長から「ワケの分からない映画をつくる」と清順監督が一方的に解雇され、長年映画を撮れなくなる切っ掛けになった作品ですが、様々な殺しのテクニックやトーチカでの銃撃戦などハードボイルドとして見どころも多い作品です。ラストなど、「ランキング」というある種、抽象的な世界(この映画の中では、その「ランキング」にどういう特典があるのか不明)にとらわれる虚しさも感じさせます。  (ジャッピー!編集長)

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大坂なおみさん、「全豪」を制覇

昨日の当ブログで、朝ドラ「まんぷく」がようやく「ラーメン」作りにさしかかった話題を取り上げました。そしたら、ちょうどドラマのモデルとなった、即席めんの元祖「チキンラーメン」を売り出した「日清食品」の所属である大坂なおみさんが「全豪オープン」で優勝しました! 
第2セットは優位に進めながら相手のクビトバ選手の反撃にあい、ズルズルとポイントを奪われ逆転されてしまいました。このときはこのまま負けてしまうかとハラハラしましたが、次のセットは見事に切り替え見事に勝利をおさめました。今までの大坂選手だと、流れを変えられなくズルズル自滅するところですが、メンタル面での成長は目をみはるものがあります。今大会でも、ミスをしてラケットを投げつけようとして踏みとどまったり、深呼吸をしたりと「我慢」して自分をコントロールしようとする場面が何度かありました。大阪さん自身も「今までは3歳児みたい」と言っていましたが、この「全豪オープン」では「4歳児」そして優勝後は「5歳児」ぐらいになったかなとおっしゃっていました。こうして、試合を重ねるごとに成長していく姿をリアルタイムで見れるので応援したくなりますね。「全米オープン」に続く優勝、「昭和」の頃は日本人が4大大会で優勝なんて夢にも思わなかったでしょう。こうなったら「グランドスラム」制覇してほしいです! 
「昭和」の頃は日本人が4大大会で優勝なんて夢にも思わなかったでしょう。しかし、大坂なおみさんには「日本人」とかそんな括りを超えて大活躍してほしいです。僕はなおみさんがルーツや自分を育んだ文化にリスペクトを抱いている点も大好きなのです。当ブログ2018年11月10日「大坂なおみさんの名言『私は私』」をご参照ください。 (ジャッピー!編集長)
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きたさん
1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
ジャッピー!編集長
映画雑誌「ジャッピー!」を主宰する編集長
映画や昭和歌謡に底知れぬ造詣を示す昭和博士
ハピイ氏橋
昭和のあれやこれやをイラストにして解説。
独自の目線で昭和の面白さを掘り起こすイラストレーター
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