一昨日のブログで紹介した「ショック療法」(1973 アラン・ジェシィア監督)を観たときは、予想もしていない展開でまさに「ショック」でした。
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そして、アラン・ドロンさんの全裸よりも患者役のアニー・ジラルドさんの熟女ヌードが目に焼き付きました。やはりドロンさんの出演作で「若者のすべて」(1960 ルキノ・ヴィスコンティ監督)DM9JQgrUMAEq4n4
という映画が好きで、ここでドロンさんが演じたロッコという青年とその粗暴な兄にからむ娼婦の役を演じていたのがジラルドさんで非常に印象に残っていたので、かなりオバサン体型になった(失礼)ジラルドさんのヌードに女優根性を見た思いがしました。たしか「ショック療法」自体、ジラルドさんが気にいった企画だったと聞いた覚えがあります。
「ショック療法」のドロンさんの全裸シーンに当時の女性ファンは狂喜したかもしれませんが、ドロンさんはフィルム・ノワール系の映画では男性映画ファンを男泣きさせました。特に僕が好きだったのは、メルヴィル監督による作品です。「仁義」(1970 ジャン=ピエール・メルヴィル監督)では、131617_01
ドロンさんはムショ帰りのギャング役で、出所したその足で昔の仲間から金を脅し取ります。この冒頭からドロンさんの冷たい美貌が凄みを見せます。一方では、護送中の男が列車から逃亡するシーンが並行して描かれます。この男が逃げる途上、ドロンさんの車のトランクに隠れたことから、二人のアウトローが出会い、大きなヤマ(宝石強奪)に挑むことになります。cinema1510241500
とにかく、台詞は最小限、ダークトーンの映像がまるで磨きこまれたように艶やかなのでシビれます! 最近のこの手の映画はドンパチは派手だけどこういう「味」が無くなりましたねえ。あと、もう一人、宝石泥棒に加わるイブ・モンタン
さんの演技も見ものです。酔いどれの元・刑事役で、ベッドに寝ていると周りにヘビや蜘蛛が蠢くというアル中の幻覚描写がすごかったです。
映像に酔うこと必至のメルヴィル監督作品、年明けの1月20日(土)から26日(金)にk’sシネマ(かつて新宿昭和館があった場所にあるミニシアターです)にて限定上映されます! 「仁義」の他にジャン=ポール・ベルモンドさん主演「いぬ」(1962 ジャン=ピエール・メルヴィル監督)e8df500f36abd1dac66cea7843f88e23d3925942_xlarge
などが上映されますので、昭和の洋画にどっぷり浸かってください。  (ジャッピー!編集長)
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