江戸甘記事
 江戸甘味噌といっても砂糖などを加えて甘ったるくさせたものではありません。
米麹を普通の味噌の倍以上使って醸造します。塩分も少な目です。
 かつてはこの味噌が主流だったのです。
江戸時代の中期に三河の八丁味噌の旨味と京都の白味噌の甘さの両方をそなえもつ味噌として作り出された
そうです。
 大正時代には東京の味噌の60%を占めるにいたっていました。
 しかるに戦争です。麹を大量に使うのが贅沢だと、お達しで製造禁止になりました。
 戦後復活しましたが元の主役にはなれませんでした。牛鍋家、泥鰌鍋家、桜鍋家でかろうじて、お使いいただく程度だそうです。 思うに戦中戦後、酒といい醤油といい添加物をくわえられたり、製法が捻じ曲げられたりで
ものが変わってしまったのですね。
 国民総戦争とは是即ち味覚の破壊を意味するのですね。
 ともあれ、今でも江戸甘味噌はあります、売っています。
 カネジョウのブランドの日本味噌で製造販売しています。
 以下、その能書き書です。
 江戸甘解説
 味噌ラーメン屋さんに盛んにお奨めしているそうです。
 家では先ずは、おみおつけで。これから浅利、蜆なんかよろしゅうございますでしょう。
簡単にはもろきゅう、もろニンジン、もろセロリなどの諸々を。
以上、ステオキナラヌマーケテイングでした。

 新聞記事は2009年7月2日付け東京新聞より
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