夏の全国高校野球選手権も閉幕しました。子どもの頃はこの「甲子園」が終わると夏休みの終わりが視界に入ってきて何とも淋しい気持ちになったものです。今年の決勝「大阪桐蔭VS金足農」、僕も金足農を応援していました。大阪桐蔭の巨大戦力の牙城を、県立高校(全員地元の選手!)で這い上がってきた農業高校が崩してくれるんじゃないかという期待。03d758b6
それに加えて、準々決勝の近江高戦で「2ランスクイズ」で逆転サヨナラ勝ちを決めるなど、「古き良き高校野球」という感じの戦いぶりに魅力を感じました。大阪桐蔭なんて全国からレベルの高い選手を集めガンガン打つ野手、投手も何枚も揃え、データ分析室まであるというのだから、もうほとんどプロです。
残念ながら結果は準優勝。初回、あの吉田輝星投手がフォアボールや暴投で3点を許す立ち上がり、テレビで観ていても力んでいる感じでした。決勝という舞台、しかも「大阪桐蔭」というビッグネームにやはり平常心で臨むというのは難しいものだと思いました。これがいわゆる「甲子園の魔物」というものなんでしょう。思わぬワンサイデッド・ゲームになってしまい、吉田投手は5回で降板となりましたが、今夏、吉田投手がマウンドを降りるのは初めて。秋田県予選から甲子園の準決勝までひとりで投げぬいてきたのです。相当な疲労もあったでしょうがまさにエースという存在感でした。またプロ野球での活躍を見てみたい好投手です。
ダウンロードkanano

かつてはこういった「ひとりのエースが投げ続ける」というのはよくありましたが、昔とは暑さのレベルが違うので、たしかにもうその方式は無理かもしれません。これからは複数の投手を持ち、継投策をとるか、先発ローテーションを作るみたいなまさにプロ仕様の起用をしないと勝てないかもしれません。そうなるとますます強豪校が有利になりますかねえ。災害的な暑さの国になってしまったから致し方ない面がありますね。
そういえば、今大会から選手の負担減、故障防止という観点で「タイブレーク」も導入されました。延長12回を過ぎたら、無死一塁・二塁から始まるわけですが、野球の攻防の流れ「いかに塁に出るか」「いかに走者を得点圏に進めるか」「いかに点をとるか」のうち、はじめの2つを飛ばしたらもう野球ではないような気がします。既にランナーが2塁にいるんだから「いかに点をとるか」だけ。よく「野球は筋書きのないドラマ」と言われますが、これじゃあ「半分シナリオが作られたドラマ」になってしまう感じで、僕は反対だなあ。延長対策としてもっと他に方法があるように思います。
(ジャッピー!編集長)


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ にほんブログ村
おもしろいと思ったら、クリックしてください!