今日から9月。本当に今年の夏は酷暑でした。しかし、気温30度なんてきくと「ちょっと涼しい」と感じてしまうのですから「慣れ」というのは怖ろしいものです。夏休みも終わりのこの時期、サザンオールスターズを聴くとなぜかちょっと淋しい気持ちになったりします。湘南出身のグループですが「夏!」というビックリマーク付きの躍動的な夏というより、「夏をあきらめて」の雨に降りこめられた夏とか「恋はお熱く」の過ぎ行く夏、というイメージが強いのです、僕の中では。
昨日、きたかたさんが書かれているようにサザンオールスターズのレコード・デビューは1978年。最初、聴いたときのインパクトはすごいものがありましたが、まさか40年経っても活躍しているような国民的グループになるとは夢にも思いませんでした! アマチュアぽい雰囲気とコミカル・バンド的な立ち振る舞いで「一発屋」かそれに近いものと僕の周りの友だちも思っていたのを覚えています。何しろデビュー曲が「勝手にシンドバッド」と当時のヒット曲をくっつけたようなタイトルですから「パロディ」的なバンドと多くの人が思っても無理はありません。それまでのシンガーソングライターやロックバンドといったいわゆる「ミュージシャン」「アーティスト」はテレビには出ない、メッセージを持っている、とか、「歌謡界」と一線を画していましたが、テレビの歌謡番組にどんどん出て桑田佳祐さんが下ネタ言ったり、まったく新しいキャラクターでした。o0800074713348264748

同年始まったTBSテレビ「ザ・ベストテン」は、どこにいても歌手を追っかけ、時にはとんでもない場所にロケして歌ってもらうのが売りの番組でした。デビュー間もないサザンが登場し、黒柳徹子さん&久米宏さんに「そろそろ新曲は?」ときかれた桑田さんが「ノイローゼになりそう」と言って、そのあと、曲の間奏で「ノイローゼ、ノイローゼ」と連呼していたのを覚えています。「ハプニング」を活かす番組のコンセプトは、いい意味で「素人ぽい」ノリのパフォーマンスも取り込んだので、サザンもその個性をじゅうぶんに活かし人気者になっていったと思います。サザンと「ザ・ベストテン」は幸福な出会いでした。もちろん、その音楽的なレベルも高かったのですが、それまでのGSやバンド、アイドルのどれとも違う「見せ方」が時代にぴったりハマったのです。ダウンロードsazann

ともかく、そうして登場したサザンがヒット曲を連発、ビッグ・グループになっていきましたが、基本的に桑田さんって変わらないのがスゴイと思います。大物感を出すわけでもなく、変わらぬ軽みとユーモアが滲む「普通感」で40年、多くの人に愛されるわけです。  (ジャッピー!編集長)

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