一昨日の当ブログで書きましたが、アメリカの人気歌手、テイラー・スウィフトさんが民主党支持を表明しました。「肌の色やジェンダー、誰を愛するかに関わらず、すべての米国人のために闘ってじゅれない人には投票しない」と述べ、また「この2年間で起きた出来事で意識が大きく変わった」と言ってますから、明らかにトランプ大統領への批判です。
民主党の熱烈な支持者といえば、今年8月16日に76歳で亡くなったアレサ・フランクリンさんもそうでした。
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アレサさんの1985年のヒット曲「フリーウェイ・オブ・ラヴ」にちなんでピンクのキャデラックが何台も集まった葬儀にはビル・クリントンさん、バラク・オバマさん、二人の元大統領が弔辞を読みましたから、まさに国民的歌手といっていいでしょう。
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アレサさんはこのお二人に加え、ジミー・カーターさんと三人の大統領就任式で歌っているのです。
アレサ・フランクリンさんは僕も大好きなシンガーだったので、訃報を聞いてから毎日のように彼女のCDを聴いていますが、映画も思い出されます。何と言っても「ブルース・ブラザース」(1980 ジョン・ランディス監督)! クイーン・オブ・ソウルが食堂のおかみさんという意表をつく登場、そしてパワフルに「シンク」を唄い、ブルース・ブラザーズの二人がアレサさんのバックで踊るシーン!
 他にも大物ゲスト(レイ・チャールズさん、ジェイムス・ブラウンさんなど)も登場するこの映画でもとびきりのシーンでしたね。ここは、ダンナ役のマット・マーフィさんがバンドに戻ろうとするのを引きとめる場面なので、「シンク」の歌詞もピッタリでした。「シンク」は、勝手なことをしようとするバカな男に「よく考えなさい!」と一喝する唄ですから。
そして、約20年後の続篇「ブルース・ブラザース2000」(1998 ジョン・ランディス監督)には、すっかり出世?した同役で再び登場、今度は代表曲「リスペクト」を歌唱します。「リスペクト」は元々オーティス・レディングさんの曲で「働いて帰ってきた俺を少しは労ってくれ」という亭主目線の歌詞でしたが、それをアレサさんは「女が家を守るのを当たり前と思って感謝もしない男たち、ちょっとは敬意を払いなさい!」という内容に改変、1967年に全米1位を獲得した大ヒット曲です。そう、この「ブルース・ブラザース」2篇でアレサさんが披露したのは、まさに「抑圧された存在」であった女性を解放し、勇気を与えるナンバーで、これはアレサさんのキャリアに通底するメッセージだったのです。
ですから、60年代の黒人解放運動家を描いた「マルコムX」(1992 スパイク・リー)にアレサさんの「 サムディ・ウィル・オール・ビー・フリー」が使われるのはもう必然といっていいでしょう。
この映画を観たとき、ラストにこの曲が流れてきた感動も忘れられません。素晴らしい歌唱で感動を与えてくれたアレサ・フランクリンさんのご冥福を心よりお祈りいたします。また、「ブルース・ブラザース」2篇でアレサさんの亭主を演じたブルース・ギタリストのマット・マーフィーさんも今年の6月に88歳で亡くなりました。合わせてご冥福をお祈りいたします。今頃、天国でまた息の合ったかけあいをやっているかもしれません。
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 (ジャッピー!編集長)
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