昨日の当ブログで書きましたが、吉田拓郎さんがD.J.をつとめる「ラジオでナイト」で「吉田拓郎が他の人に提供した曲ベスト10」のリスナー投票の結果が発表されました。もちろん、他にも良い曲がいっぱいありますから、とても10曲では収まらないと思います。
1位の「やさしい悪魔」を歌ったキャンディーズに提供した曲では「アン・ドゥ・トロワ」も良かったですね。両曲とも、キャンディーズのラスト・シングル「微笑がえし」の歌詞の中に盛り込まれました。10位のトランザム「ああ青春」は、主演コンビの松田優作さんと中村雅俊さんが対照的な性格のコンビで面白かった刑事ドラマ「俺たちの勲章」の主題歌、5位「いつか街で会ったなら」は雅俊さんが唄う挿入歌でした。この「俺たちの勲章」と同じ1975年にやはりドラマの主題歌だったものに山田パンダさんが歌った「風の街」があります。「あこがれ共同隊」というドラマで、西城秀樹さんや桜田淳子さんなど当時のアイドル歌手が出ていました。劇中、喫茶店のマスター役で出ていた山田さんのため拓郎さんが書いた曲で、これも良い曲だったなあ。「風の街」とは原宿のことで、♪表参道、原宿は~懐かしすぎる友だちや、人に言えない悲しみすら~風が運んでしまう街~とすぐに口ずさめます。西城秀樹さんといえば「聖・少女」という曲が拓郎さんの曲で、松本隆さんの歌詞ともマッチしてこれも好きな曲です。

いわゆる歌謡曲の世界に拓郎さんが提供した曲で、僕が初めて聴いたのは由紀さおりさんが唄った「ルームライト」だったと思います。字余りの歌詞でまさに「フォーク・シンガー・よしだたくろう」の曲調は当時の歌謡番組ではやはり異色という感じで、歌唱力のある由紀さんでないと歌いこなせないだろうなあと思ったものです。歌詞は「不倫」を描いていて、一場面を切り取ったようなものでこれも画期的でした。この作詞を手掛けた岡本おさみさんと組んで作った「襟裳岬」(森進一さん)は大ヒット、ついにレコード大賞を受賞。「ラジオでナイト」で拓郎さんはレコード大賞授賞式に何を着ていこうかと悩んだあげくGパンで行ったと話されていました。
拓郎さんの曲はメロディがいいのは勿論ですが、ちょっと聴いただけで分かる「拓郎調」と呼べるオリジナリティがあるところがスゴイです。他に僕が好きな曲に、東映の女優だった松平純子さんの歌った「両国橋」、「かぐや姫」のちょっとコミカルな(歌詞・伊勢正三さん)「僕は何をやってもだめな男です」があります。あまり目立たない曲ですが、どちらも「拓郎印」が刻印されているような、まさに拓郎メロディなので機会があったらお聴きになってください。
  (ジャッピー!編集長)
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