今週のはじめ、何曜日だったかなあ、テレビ朝日を観ていたら、CMの時間に石破茂が映りました。そして「……政府と国民って何だろう。自衛隊の役割って何だろう。これはただ楽しいだけの映画ではありません。是非ご覧になってください」みたいなことを喋っていました。この時点では作品名をあげておらず視聴者の興味をそそる狙いだったようですが、僕にはもちろん「シン・ゴジラ」(2016 庵野秀明監督)だなとピンときました。
16日に放映することを宣伝する「番宣スポット」だったわけですが、それに政治家(元・防衛相)を登場させて「単なる娯楽映画じゃないんだ」とアピールするってどうなんでしょう。劇場公開時から、僕は当ブログで「シン・ゴジラ」が国策映画であることを書いてきましたが(当ブログ2016年9月29日「危険な匂いのする映画」、10月3日「2016年の国策映画」、10月9日「晋・ゴジラとスタンディング」など)、いよいよ自民党政権が何の臆面もなく、「国策映画」であることを明らかにしてきたようです。「シン・ゴジラ」は昨年初めて地上波放送されたばかり。視聴率が良かったのかもしれませんが、このタイミング。来年の参院選を睨んでなのか、「改憲」に向けて人気映画で国民を先導しようという魂胆に見えます。こうして、いつのまにか国民の意識をひとつの方向に向かせる。まさに「国策映画」ですねえ。公開時にアベ首相が「自衛隊の皆さんがカッコよく描かれていて国民の支持を得た」と発言した作品の庵野監督はアベと同郷、山口県出身。ここにも加計理事長みたいにアベお友だちの匂いがプンプンします。やはり「シン・ゴジラ」は「晋・ゴジラ」というのが正解のようです。「東日本大震災」を隠れ蓑に利用し、「日本はこんなものじゃない!」とナショナリズムを高揚させ、「兵器の見本市」を展開、どうしても「軍事大国肯定」にしか見えない映画、完全に自民党の「プロパガンダ」のコンテンツとなったようです。 (ジャッピー!編集長)
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