各地でプロ野球キャンプが始まり、野球好きとしてはワクワクしています。先日はドラゴンズの黄金ルーキー・根尾昂選手が松坂大輔投手に挨拶している写真が新聞に出ていました。新人にとっては、憧れのスーパースター、近寄るだけでも緊張するだろうなあ。
昨日の当ブログに「サイドマン:スターを輝かせた男たち」(2016 スコット・ローゼンバウム監督)の中で、若い頃のエリック・クラプトンさんが、ブルース・ギタリストの大先輩に近寄れず、周りに背中をおされてようやく「スライドギター」の奏法を教えてもらうエピソードなんかも同じですね。子どもの頃から「黒人音楽」を愛聴していたクラプトンさんにとっては、ブルースの本場から来た憧れの人を前にしてドキドキしたことでしょう。英国のロック・シーンの思春期といった雰囲気がよく伝わってきます。
しかし、いや、だからこそ、お正月に観た(当ブログ1月7日参照)「エリック・クラプトン~12小節の人生~」(2017 リリ・フィニー・ザナック監督)の中で、アルコール依存症時代のクラプトンさんが「有色人種はコンサート会場に入れない」とか人種差別発言をしていたのを知ったときはショックでした。この自伝ドキュメンタリーの前半で、内向的な子どもだったクラプトンさんが「何よりも黒人音楽に救われたんだ」とギターを弾き始めたくだりもありました。そんなクラプトンさんでさえ、いくら「アル中」時代とはいえ、そういう言葉が出てしまうというのは、やはり「潜在意識」の中には「差別意識」があったのか……。もちろん、その後クラプトンさんは批判を受け、涙ながらに謝罪したのですが、吐いたツバは飲めません。現在は自身の体験から「薬物中毒、アルコール依存症の治療施設」を開くクラプトンさんですが、「ブルース」がルーツにある音楽人生の大きな汚点になってしまいました。
「アルコール」がクラプトンさんにそんな発言をさせたとしたら、薬物も怖いけど、お酒というのも怖いもんだなと思います。よく飲み会で「今日は無礼講で」とかいう場合もありますが、いつもは心の奥底にしまってある「潜在意識」が露わになって取り返しのつかないことになることもありそうですね。そうして「仮面」を取り去り、心を解放することがお酒を飲むことの良さかもしれませんが……くれぐれも深酒にはお気をつけください。  (ジャッピー!編集長)
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