昨日の当ブログ「追悼・上垣保朗監督」で、上垣監督が美保純さんを起用したヒット作「ピンクのカーテン」(1982 上垣保朗監督)に触れました。「ピンクのカーテン」は池袋~目白あたりでロケ撮影されていて、池袋に長く住んで「我が庭」のようだった僕には馴染み深い風景がふんだんに出てきます。特に「サンシャイン60」ビルが印象的に使われていて、美保純さん演じる野理子とその兄が暮らすアパートの窓から見えるのが「都会の片隅」感を醸し出し効果的でした。兄妹で「サンシャインシティ」に買い物に行くシーンもあって、僕も当時よく行った場所なので「あ、あそこ! 行ったよ!」と思いながら観ていた記憶があります。
そのように「ピンクのカーテン」には当時の池袋周辺の風景が映りこんでいて、今見るとけっこう懐かしいんじゃないかと思います。この前の土曜日(2月16日)にテレビ東京「出没!アド街ック天国」が「昭和の池袋」特集だったので観てみました。「サンシャイン60」は「昭和の池袋」2位にランキング。1978年(昭和53年)に登場したこのビルは、池袋を地元としていた僕にはしだいに出来上がっていく過程も「風景」として残っています。だんだんと骨組が高くなっていくのを毎日見ながら、友だちととんでもない高さの所に重機をどうやって持ち上げたのかなんてことを話したものです。
ランキングの1位は「デパート」。牧野周一さんが漫談でよくネタにしていた「東口の西武、西口の東武」の2トップに加えて、今のパルコの所にあった「丸物」も紹介されて懐かしかったです。ランキング12位では旧「文芸坐」のことも紹介され、併設された「しねぶてぃっく」の写真が出たのは懐かしかった! ここで映画関連の本をよく買ったものだし、ここの店長が始めた「ジャッピー!」という雑誌に関わったのです。
7位の「池袋演芸場」も改装される前の様子を柳家小三治師匠が語ったり、ランキングに入らなかったけれど薬丸裕英さんが「芸能人水泳大会」の思い出とともに「マンモスプール」(僕も何回も行ったなあ!)に触れました。現在は無くなってしまった場所も多く、タイムスリップしたような感じでしたが、一方、現在も当時と変わらぬ佇まいの店、場所も多く登場しました。立ち食いソバの「君塚」、街中華の「新珍味」といった僕が何度も行ったことのある店も出て来ました。青江三奈さんの「池袋の夜」にも唄われた「美久仁小路」など「昭和」の匂いが今も漂ってくる雰囲気です。ゲストで出ていた藤田ニコルさんが「今はどこもキレイすぎちゃって面白くない。こういう所の方が味がありますね」と素直な感想を述べていて、ちょっと見直しました。  (ジャッピー!編集長)
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