昨日の当ブログで書いたように、竹田かほりさんは1982年、「甲斐バンド」のリーダー・甲斐よしひろさんと結婚され、スッパリと女優を辞めてしまいます。当時の映画界で竹田さんと並び活躍された若手女優に森下愛子さんがいました。森下さんの本名は「竹田佳代」なのでややこしいですが、竹田かほりさんとも仲が良かったと言われています。森下さんも吉田拓郎さんと結婚されて(ミュージシャンというのはモテるなあ!)女優は辞めていましたが、後年復帰されテレビドラマなどでお母さん役などやっています。が、竹田さんの方は女優に戻ることはなく、主婦に専念され表舞台には出ておられません。たしか、娘さんがミュージシャンになり、結婚され子どももいるので、往年の「桃尻娘」竹田かほりさんも孫がいるお祖母ちゃんというわけです。
そして、「桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール」(1978 小原宏裕監督)の竹田さんの相棒、亜湖さんの名前を昨年、久々に見かけました。「明日にかける橋 1989年の想い出」(2018 太田隆文監督)という映画のキャストの中に「亜湖」とあったのです。もちろん、公開されてすぐ「有楽町スバル座」に観に行きました。映画はタイムスリップもので、「明日橋」という橋を思いをこめて走り抜けると、願った時代に行けるという設定です。主人公の鈴木杏さんが高校生のときに弟とケンカして「うるさい!お前なんか死んじゃえ!」と言ったその日、弟が本当に交通事故で亡くなってしまいます。以後、父親は酒浸り、母親は精神を病んで入院と家族は不幸から抜け出せません。自分のせいと苦しむ杏さんが1989年に戻り何とか弟の死を阻止しようとします。そうすれば未来の家族が幸せになれると信じて……。この映画では、タイムスリップした杏さんが高校生時代の自分に会ったり、パラドックス的に?という場面もありますが、「行動することが未来を変える」というテーマはよく伝わります。藤田朋子さん演じる化学の先生が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985 ロバート・ゼメキス監督)のファンだったり、スケバン三姉妹とかリゲイン、、ジュリ扇などのバブル期のアイテムも登場して楽しめました。
そして、映画が終わり、亜湖さんはどこに出ていたのか分かりませんでした。細かい所まで観ていたのに……と訝しく思いながら、売店に置いてあるパンフレットをめくってみると、「えーっ!あの人が亜湖さん?」と思わず声が出そうになりました。ポッチャリだった亜湖さんが痩せてもう別人のよう「痩せて」というレベルではないですね、昔の面影はなく、おそらく多くの人は亜湖さんとは気づかないでしょう。(あとで知ったところでは長く闘病されておられるようです) 僕が亜湖さんをスクリーンで観たのはおそらく、石橋蓮司さんが主演された「出張」(1989 沖島勲監督)が最後。奇しくも映画の中のタイムスリップ先の1989年以来です。スクリーンで再会した亜湖さんに、29年という時の流れをあらためて感じながら、こうして映画にまた出ておられることが嬉しく思えたのでした。
(ジャッピー!編集長)
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