プロレスラーの「ザ・デストロイヤー」さんが今年の3月7日に亡くなりました。88歳です。僕の世代の方なら知らない人はいませんね。教室の後ろで、友だちに必殺技「4の字固め」(このネーミングがいいですね)をかけたりした人は多いと思います。また、この「4の字固め」は裏返しになると、逆にかけた側が痛くなっちゃうので、何とか反転して逆襲したなんてこともしたでしょう。これは、「力道山」さんが「4の字固め」をかけられたのを耐えて反転、逆にデストロイヤーさんの脚を痛めつけた伝説の試合から知れ渡りました。(結果はレフェリー・ストップで引き分け) 「デストロイヤー」さんの訃報を伝えるスポーツ新聞も多くがこのときの「4の字固め」の応酬の写真を使っていました。
のちに「金曜10時! うわさのチャンネル」では、よく徳光和夫アナウンサーが「4の字固め」をかけられ苦悶していましたね。(マギー・ミネンコさんは今、どうしているんだろう?)
デストロイヤーさんといえば、「覆面」ですが、なぜ「覆面」レスラーになったかは諸説あるようです。僕が子どもの頃に聞いたのは、契約外のリングにのぼるときにバレないように覆面して出たという話ですが、ちょっと盛ってる感じですかね。それよりは、素顔は優しい顔をしているのでそれを隠すためというのが信憑性が高いと思います。最初は素顔で試合に出ていたデストロイヤーさんが、覆面をつけるのと「ヒール」(悪役)になったのが同じ時期だったことも裏付けになっています。
ともかく、これで「覆面」が醸し出す「謎の素顔」「怪しさ」というものがミステリアスな悪の魅力をもたらしました。梶原一騎さん原作、永島慎二さん作画でテレビドラマにもなった「柔道一直線」にも、外人の覆面選手が出ました。柔道は「アマ」なのに、なんで「覆面」するのか必然性が分かりませんでしたが、主人公・一条直也(桜木健一さん)に立ちはだかる悪役度は強化されましたね。デストロイヤーさんみたいな覆面(色は青だったかな?)をかぶった選手が外人訛りの日本語で「イチジョー、オレとショーブしろ!」みたいな台詞を吐く場面は今でも鮮明に覚えています。
プロレス界を盛り上げ、「うわさのチャンネル」でも楽しませてくれた「ザ・デストロイヤー」さんのご冥福を心よりお祈りいたします。  (ジャッピー!編集長)
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