昨日の当ブログ「追悼・ザ・デストロイヤーさん 覆面と4の字固め」で、「柔道一直線」にもなぜか覆面の外人選手が登場した話を書きました。プロレスとは違ってアマの柔道で「なぜ、覆面をつけている?」と当時、観ていて子供心にも疑問に感じましたが(笑)、デストロイヤーさんの影響か、スポーツ漫画でおなじみのアイテムとなった「覆面」を用いた野球マンガもありました。
僕の家では父が土曜日、仕事帰りに「少年サンデー」を買ってきてくれて、貧しい子ども時代のささやかな楽しみでした。(「少年マガジン」「少年キング」は床屋で読んでいました) その「少年サンデー」に連載されていた「ミラクルA」の主人公が黒い覆面をつけたピッチャーでした。貝塚ひろしさん(のちの「柔道讃歌」や「父の魂」も有名)によるこのマンガも、当時の野球漫画の多くと同じように主人公は「読売巨人軍」に在籍しています。「郷姿郎」という投手が忍者みたいな黒い覆面(口のところはあいている)をつけて活躍するのですが、何で覆面するんだっけかなあ……。よく覚えていませんが、一度、肩か何かを痛めて退団、覆面をつけてカムバックするような話だったと思います。背番号は16で、それをもにって名前も「ジュウロク・バンタ」(漢字を失念)という偽名でした。
川上哲治さんの永久欠番16を背負う所など、後発の「巨人の星」の星飛雄馬と同じです。また、この覆面投手、いろいろ魔球を開発するのですが、マウンドからジャンプして快速球を投げるのは、後の「侍ジャイアンツ」の番場蛮のハイジャンプ魔球の原型に思えるし、右か左かどっちから投げてくるのか分からない「スイッチ投法」は、のちに水島新司さんも使ってますね。「ドカベン」のわびすけが両投げで打者を困惑させたし、「男どアホウ甲子園」の鬼塚投手が「陰陽球」と称して、長い髪で右か左か投げる寸前まで隠して投げました。これらを読んだとき、「あれ、『ミラクルA』でやったじゃん!」と思った記憶があります。そういえば、「男どアホウ甲子園」には「剛球仮面」という投手が出て来ました。甲子園大会にも出て、実況アナは「仮面投手、投げました!」と放送しているので本名も明かしていませんが、よく高野連でこんなこと許したなあ。(笑) 
それはともかく、後発の野球漫画に出てくるネタは既に「ミラクルA」に出ているんですよね。のちの野球マンガに与えた影響は多大なものがある「ミラクルA」、熱中して読んだ
けどほとんど覚えていないのは、やはり「巨人の星」などがテレビ・アニメにもなって全国区の知名度を持って語り継がれたからでしょうか。僕は死ぬまでにもう一度「ミラクルA」を読んでみたいなあ。(ジャッピー!編集長)
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