昨日の当ブログで「ピュンピュン丸」のことを取り上げましたが、忘れてならないのは財津一郎さんが唄った主題歌です。♪ありゃりゃん、こりゃりゃん、オツムのネジがこりゃまたビックリひん曲がる~と始まり、「きびしぃ~」(←財津さんの口調でお読みください)で締めるあの主題歌、皆さんも覚えておられると思います。それどころか、僕は放映作のひとつに出た「ニコニコ忍者」のテーマ曲、♪ニコニコ、ニコニコ、日光からやって来た~ おいらはニコニコ忍者~ 不幸せな人、寄っといで~寄ってきたらこの指とまれ~ という曲まで覚えていますから、本当に僕にとってはかなりのインパクトを与えたアニメです。死ぬまでにもう一回、観てみたいなあ。ちなみに、「ニコニコ忍者」というのは「ニコニコ・ガス」というのを噴射すると皆ニコニコしちゃうという話で、今、見ようによってはアブナイ内容と勘ぐられるかもしれません。
それはさておき、財津一郎さんが唄った主題歌の作詞は、原作のつのだじろうさんが手掛けています。(ちなみに、つのだじろうさんさんの弟さんが名曲「メリー・ジェーン」で知られる「つのだ☆ひろ」さんです) ♪なんだなんだなんだピュンピュン丸は 赤いマスクのチビ丸連れて~こりゃまたチョーィのチョーィのドッテドテの大事件~と続くスラップスティックな歌詞! 擬音?の使い方といい、つのだじろう先生のギャグ感覚はスゴイと思います。
僕は子どもの頃、父が毎週土曜日に「少年サンデー」を買ってきてくれたので、つのだじろう先生の「ブラック団」を愛読していました。びしっとスーツを着こんだギャングのトリオが主人公なんだけど、ドジを繰り返し騒動になるというコミカルな漫画です。設定はギャングなんですが、回が進むとほとんど探偵事務所みたいになっていった記憶があります。考えてみれば、この「ブラック団」の設定が「ピュンピュン丸」に繋がっている気がします。「ブラック団」の方はリーダーはかっこいいヴィジュアルで、仲間の二人はヤセとデブでしたから、のちのタツノコ・プロのアニメ「ヤッターマン」のドロンジョ様の配下の二人の先駆かもしれません。また、「ブラック団」を目のかたきにする警部(名前を失念)が出てくる所とかは、後年の「ルパン三世」に影響したような」気もします。
そんなギャグ漫画に才能を発揮したつのだじろう先生、その後の1969年には梶原一騎さん原作の「虹を呼ぶ拳」で当時人気のスポ根漫画にも挑戦、人気を呼びます。たしか、自ら空手道場に入門までして作画する気合の入れ方だったそうですが、続く「空手バカ一代」では原作の梶原先生の遅筆に悩まされ、途中降板。かねて研究していたというオカルトに材をとった「恐怖新聞」、「うしろの百太郎」をヒットさせます。しかし、梶原先生に恨まれたのか、言いがかりをつけられ監禁されたりと酷い目に遭います。波瀾万丈の70年代になってしまいますが、ギャグ、スポーツもの、オカルトと幅広く手掛けたその才能には感服するしかありません。  (ジャッピー!編集長)
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