今年の6月13日に俳優の石田信之さんが亡くなりました。まだ68歳という年齢、イメージ的にも若々しい感じだったので残念です。
石田信之さんといえば『ミラーマン』です。主人公の「鏡京太郎」を演じられました。1971年12月からフジテレビで放映された円谷プロ製作の特撮ヒーローものですが、金城哲夫さんによって企画書が書かれたのは1968年と古く、当初は『ウルトラ』シリーズと同じく、TBSで放映が検討されていました。ところが金城さんが円谷プロを退社、企画は宙に浮き、のちにフジテレビの日曜夜7時の枠が急遽空いてしまったので埋もれていた企画が急浮上したのでした。この日曜夜7時というのはTBSの武田薬品提供の『ウルトラ』枠の時間帯です。そこに今度はライバル局から特撮番組をぶつけたのですから色々あったようです。また、その時間、TBSは一週間早く『シルバー仮面』を放送していましたから、特撮ヒーローもののガチンコ勝負になったのです。
そういうこともあって、僕は『ミラーマン』の初回こそ観たものの、『シルバー仮面』を観る週もけっこうあって、『ミラーマン』を欠かさず観ていたわけではありません。ミラーマンは、ウルトラマンよりメタリックな感じがしたことと、近未来を舞台にしているせいかSF色が強かったという印象はあります。
なので、僕にとって石田信之さんといえば、『ミラーマン』より『すし屋のケンちゃん』とかで演じた近所のお兄さん?といった役どころが記憶に残っています。たしか柔道を子どもたちに教えるお兄さんで役名が「三五郎」でした。「三四郎」じゃなくて「三五郎」というので妙に覚えているのです。また、その前に『柔道一直線』にも出ていたのを覚えていて、また「柔道」やる役だとより印象が強くなったのかもしれません。『柔道一直線』の一条直也(桜木健一さん)のライバルというと、足でピアノを弾いたせいで近藤正臣さんが有名ですし、なぜか覆面外人選手が出て来たり(当ブログ4月12日「追悼・ザ・デストロイヤーさん 覆面と4の字固め」参照)、のちの仮面ライダー2号(佐々木剛さん)、のちのミラーマン(石田信之さん)も出ていた点も見逃せません。当時の雑誌か何かで、石田信之さんは実際に柔道をやっていてなかなかの強さだという記事も見た覚えもあります。柔道経験者なので『柔道一直線』に抜擢、続いて「三五郎」役となったのかもしれません。
という風に、当時の子どもが観るドラマによく出ていたので、石田信之さんは何となくずっと「青年」のイメージが残りました。
石田さんは『ミラーマン』に思い入れがあったようで、後年『ミラーマンREFLEX』(2006 小中和哉監督)にも出演されていました。その小中和哉監督の新作『VAMP』(2019 小中和哉監督)にも石田さんは出ておられるようです。8月後半に公開予定とのことなので観に行きたいです。
特撮、スポ根、子どもドラマなどで瑞々しい演技を見せてくれた石田信之さんのご冥福を心よりお祈りいたします。 (ジャッピー!編集長)

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