昨日の当ブログの最後でちょっと触れましたが、『それゆけ!アンパンマン』の中に出てくる「アンパンチ」に対して、一部の親御さんから「暴力的」とクレームがついていることを書きました。僕も何回か「アンパンチ」の場面?を観たことはありますが、そんなことを思ったことはないので驚きました。パンチといったって、アニメの中のこと、サム・ペキンパーの映画みたいにリアルに暴力を描いているわけじゃあないし、悪いことしたバイキンマンに対して行う「決め」みたいなものでしょう。それにいちいち「不適切」だの「教育上よくない」とクレームをつけるなんて神経質すぎると思います。僕は全部観ているわけでないですが、アンパンマンがめったやたらに暴力を振るっているわけではないですよね。

そんなに心配なら、一緒に「アンパンマン」を観ながら、子どもに「ここで殴らないで話して分かってもらうこともできるよね」とか「これはマンガだけど本当に殴ったらケガしちゃうよね」と言えば済むのではないでしょうか。親子のコミュニケーションにもなるし。クレームをつける親御さんはだいたい、「アンパンチ」を繰り出すまでのストーリー展開があるわけですから、そこでバイキンマンのしたことが「こんなことしたら他の人が困るよね」「お友だちの迷惑になるよね」とかお話しているのかな。それが教育というものではないでしょうか。今回クレームをつけた親御さんはただ単に自分の子どもを真綿にくるんで桐の箱に入れておきたいだけではないでしょうか。アンパンマンをアウトという人はきっと何を観たって批判するような気がします。でも、友だちという生身の人間と接すれば、衝突もするし、行き違いだってあるし、無菌状態で生きてはいけないのです。それこそ、最初からバイキンマンのいない学校、社会、あるいはバイキンマンを排除する世界を望んでいるのでしょう。

アンパンチでダメなら、このブログで取り上げる昭和のマンガなんて軒並みダメでしょうね。梶原一騎先生原作のマンガなんて即「不適切」とされちゃうだろうし、『おそ松くん』とか子どもが主人公のギャグ漫画だって、ワンパクな子どもはケンカしている場面は頻繁にでてきましたから。それでも、今回のようなクレームはつかなかったよなあ。『ハレンチ学園』で描かれた「スカートめくり」が流行って、PTAがガミガミ言ったことぐらいしか記憶にありません。

そういえば、何年か前、ウルトラマンが怪獣を倒す(殺す)のはよろしくないと、怪獣を説得して解決するようにしたとか聞いたことがありますが、今、その辺はどうなっているのでしょうか。 (ジャッピー!編集長)


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