今日10月1日より、消費税率が引き上げになりました。家計にはまた新たな負担となります。それにしても、外食店で持ち帰りは軽減税率で8%だけど、店内で食べると10%とか、キャッシュレス決済だとポイント還元がつくとか、昭和の人間には複雑すぎて何が何だか分かりません。一生懸命働いてきた世代の消費者が何だかワリを食ってるみたいです。スマホも持っていない時代に乗り遅れた人間はこうして駆逐されていくのでしょうか。消費税なんてものはなく、現金で普通に買い物していた頃に戻りたいです。
そういえば、僕が子どもの頃は「駄菓子屋」の店内に「もんじゃ焼き」の鉄板が備えてある店がよくありました。小さなスペースに4~6人ぐらいが座れる席があって、水っぽい薄~い「もんじゃ」でしたが、ワイワイ言いながら焼いて食べたものです。僕が少年時代を過ごした池袋の家の近くにも3軒、駄菓子屋があって、中でも公園の近くにあった「くまがい」という駄菓子屋はいつも子どもが集まっていました。店のおばあちゃんは上がり框に座り、鋭い目つきで店内に視線を走らせていました。子どもが万引きするのを絶対見逃さないというオーラが出ていました。たしかにひとつひとつは安いから利の薄い商売だし、泥棒されたら死活問題ですから大変だったでしょう。そんな事情も分からない子どもにとってはギロッと見るおばあちゃんが怖かったです。そういえば、「もんじゃ」を焼いているときに、友だちのG君が「もんじゃ」を買わずに席に座って一緒に食べていたら、そのおばあちゃんに「あんたは金払ってないだろ。出ていきなさい」と言われたことがあったなあ。そんな一人も見逃さないのでした。
今、ああいう駄菓子屋さんがあったら、大変でしょうね。「もんじゃ」はイートインだから消費税10%、その他のお菓子とかは8%か。いや、駄菓子類だって買ってすぐその場で食べていたから10%扱いなのか、店のおばちゃんも計算が面倒くさくてパニックになってしまいますね。そもそも、よく「クジ」がついている駄菓子があったぞ。僕がよく買ったのは「きな粉をまぶしたあんこ玉」で、中に種みたいなのが入っていると当たりでも一個食べれるのです。これなんか、その場で食べたわけだからイートインなのか。糸のくっついた飴があって、その糸をたぐって買うなんてのもあったなあ、たいがい引いたあと、すぐ口に入れたからこれもイートインで税率10%か。ストローに入った寒天なんて1本1円だったから税率のかけようがないぞ。
という風に、「消費税」の複雑から思わず、昭和の「駄菓子屋」を追憶してしまいました。あの頃の駄菓子屋、合成着色料やチクロ(!)入りのものが多かったでしょうが、間違いなく子どもの社交場として機能していました。  (ジャッピー!編集長)
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