このところ、当ブログで「国立映画アーカイブ」で開催中の企画展「映画雑誌の秘かな愉しみ」について書いています。「活動写真撮影寿語六(すごろく)」、「モダンカルタ」「映画俳優人気給料見立て番付」といった昔の映画雑誌の附録についてや、「スタア雑誌」にも触れました。(当ブログ11月9日、16日、17日、25日参照)

しかし、僕がこの企画展に行ったのは、もっと大きな理由があります。それは、僕が仲間と一緒に出していた(いや、今も休刊中というだけですが……)「ジャッピー!」が展示されているからです。入場のときにもらったミニ・パンフの「展示物一覧」にも載っているので、どれどれ、どこにあるのかな……と展示会場を進みました。

映画創成期の雑誌、そしてメインの「キネマ旬報」(今年創刊100周年!)はたっぷりとスペースをとった展示です。そういったメジャーな雑誌以外にも「左翼系のプロレタリアート映画」の専門誌、「学生による映画サークル」の作っていた研究誌、いわゆる「ベビーキネマ」と言われた「小型映画」や「アマチュア映画」向けの映画雑誌なども集められていて、なかなか幅広いです。僕の知り合いが発行していた、ピンク映画を扱った「P.G.」なんかが展示されていて、おっ、いよいよ「ジャッピー!」の展示も近いぞ……と期待して見ていったが、どこにもない……。あれれ、おかしいぞ。ミニ・パンフにも載っていたのに……。どれ、「展示物一覧」には、「評論誌の転機」というコーナーにあることになってるぞ……。そして、その辺りをくまなく探して発見! それまで見てきた多くの雑誌はガラスケースに入れて展示されていたのに、我が「ジャッピー!」は、そのガラスの展示台の下の引き出しの中に入っていた! つまり、引き出しを開けないと見れないのです。普通に歩いて回っていたら素通りですよ、あまりに酷い扱いじゃないですか、「国立映画アーカイブ」さんよ! 一応は書店でも売っていた雑誌だぞ。

ゴミみたいな扱いに、まったくガッカリして会場を後にしましたが、長い映画雑誌の歴史のほんの砂粒ひとつでも、たしかに存在したのです。興味がある方は、是非ご覧ください。企画展「映画雑誌の秘かな愉しみ」は今度の日曜日、12月1日までです。 (ジャッピー!編集長)

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