このところ、当ブログで『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019 片渕須直監督)のことに触れています。「テアトル新宿」では1年もロングランとなったオリジナル(といっていいのかな?)の『この世界の片隅に』(2016 片渕須直監督)に多くの人が「普通の暮らし」の愛おしさとともに、それを奪い去る戦争や原爆への怒りを覚えたと思います。このオリジナルが公開されてから3年。しかし、この3年の間に現実の日本では全く逆行するような状況になりました。国連で採決された「核兵器禁止条約」に日本は参加しなかったのですから、驚きです。唯一の被爆国が! その他、現実に日本では何があったかというと……。

森友学園のために国有地が異常な安値で払い下げられた問題が発覚しました。アベ晋ゾーもアッキーも口をつぐんで説明なし。お友だちだった籠池理事長のハシゴをはずして、後には国策逮捕して不当に拘束していましたね。さらに、加計学園の獣医学部開設に便宜をはかりました。「岩盤規制」を打ち砕くとは、アベの「腹心の友」へのエコ贔屓であります。もう、この時点で、普通だったら政権はアウトだと思います。例えば、韓国の朴槿恵大統領なんかも親友との関係で退陣、罪に問われましたが、同じようなことやってるアベは何にも説明しないでのうのうと首相でございとのさばっております。

とにかく「エコ贔屓」が顕著なのが、このゴキブリ首相の特徴で、太鼓持ちの元TBS記者が若い女性をレイプしても、警察に圧力をかけるようなこともします。そういえば、財務省の事務次官による女性記者へのセクハラもありましたね。「女性活躍社会」とかブチ上げていて、実態はこれです。スギタ水脈とかいうアホ議員がLGBTの人たちに「生産性がない」と差別的な発言をしたこともありました。社会の「多様性」ということにも全く目を向けていないことが見てとれます。

財務省といえば、公文書の改ざんもありましたっけ。もう、そこら中が「忖度」だらけで、公僕である官僚がまるで国民の方なんか見ていないんだからなあ。官邸を横目で伺ってビクビクして一所懸命に尻ぬぐい。権力者の保身や都合のために、国民の財産である「公文書」を平気で改ざんしたり、廃棄したりって、まともな国なんでしょうか。

こうしている間にも、「共謀罪」が成立し、イージスアショアとか、アメリカの言うままに兵器を爆買いさせられ、「東京の夏はアスリートに最適な気候」とウソついてオリンピック、パラリンピックを招致しました。

沖縄での県民投票で72%!が「辺野古埋め立て」に反対しているのに、全く無視して今も埋め立てが続いています。この政権には民意を聞くなんてくもりは皆無なのです。「あいちトリエンナーレ」以降、政権が気にいらない映画への助成金カットなど、文化への介入もじわじわと進行しています。検閲、治安維持法、といったワードが頭に浮かびます。

「桜を見る会」も当然、「モリカケ」同様、アベ晋ゾーはゴキブリのように逃げ回り、「証拠文書」も廃棄し、説明しないで逃げ切ろうとしています。これもアベの「お友だち」偏重の案件です。しまいには「反社会的勢力の定義は曖昧で……」とかゴニョゴニョ詭弁を弄してみっともないことこの上ない。モラルも恥の意識も失ったクソ政権の下にいるという不幸。そこに「IR汚職」です。この3年間の劣化、目を覆うほどです。

イランでは、ウクライナの旅客機を誤爆、墜落させたことへの激しい抗議デモが起こりました。政府は当初、隠蔽していたのが発覚したので怒りは当然です。テヘランなど何万人もの人が集まって「独裁者に死を」などハメネイ師批難を叫んでいます。昨年来の香港のデモもそうですが、政権がデタラメやっていても大きな声があがらない日本とどっちが健全な社会なのかなと思ってしまいます。 (ジャッピー!編集長)

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