ひとつ前の当ブログで、この3年間のアベ晋ゾーのクソ政権が行った悪行を並べてみましたが、ありすぎて書ききれません。こうなるともう常態化していて、人々が慣れきってしまうのが怖いですね。

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019 片渕須直監督)の中で「あるものを使って暮らしを続ける」というセリフがありました。つつましくも、当たり前の日々を生きる庶民こそがこの国を支えているのです。そういった市井の人々を蔑ろにして、「自分」の権力保持のために税金を使ったり、自分たちの都合のいいようにルールを破ったり、作り替えたりする連中がのさばっているのが今の日本の有り様です。

『カイジ ファイナルゲーム』(2020 佐藤東弥監督)という映画を観ました。シリーズの3作目で、僕は1作目『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009 佐藤東弥監督)を公開時に観ています。たしか、佐藤慶さんの遺作だったと思います。2作目は観ていませんが、今回、たまたま3作目を観る機会がありました。主演の藤原竜也さんは2009年の1作目から10年経っているのに、あんまり変わっていないのにまず驚きました。若く見えるなあ。

映画は、2020年東京オリンピック、パラリンピックのあと、国の景気が失速した日本が舞台。インフレが進行し、350mlの缶ビールが1000円にもなっています。格差が広がり、派遣の社員たちは厳しい労働環境でまるで「奴隷」という感じです。政権は、消費税30%とか、年金4割カット、生活保護者は切り捨てなどの政策を進めようとしています。この政権の連中は、首相(何と、金田明夫さんが演じます)以下、預金封鎖を断行しようとして、国民をさらに貧困に落とし込もうとしています。それを阻止しようと伊武雅刀さんが法案が通らないように政治家に賄賂を掴ませようと画策しますが、それには500億円もの金がかかります。藤原竜也さんはその資金を稼ぐために雇われ、過酷なギャンブル勝負に挑む……というストーリーですが、その一方、新紙幣を発行する前に事前にそれをガメておいて私腹をこやそうとしているのです。

この首相以下閣僚の連中が地下倉庫に隠してある札束の詰まったトランクに殺到するときのおぞましい姿、きっと、実際にも基本的にはこういう連中なんだろうなと思わせます。そこには、国民のことなんか全く頭にない、おのれの欲望だけ満たされればいいという醜い本性が現れます。藤原さんと敵対する福士蒼汰さんが演じるのはエリート官僚で「底辺にいるような生産性のない奴らは切り捨てるべきだ」なんてセリフを平気で言い放つような悪役です。「生産性のない……」とは、どこかで聞いたようなフレーズですが、実際にも現政権の中にも同じようなことを考えている奴はいるでしょうな……。間違いないでしょう。

それに対し、藤原さんが言い放つ「てめえたちだけが日本と思うなよ! お前たちが虫けらのように蔑む俺たちが日本なんだよ!」というセリフが印象的です。映画自体は、ちょっとご都合主義的なところもあって粗いのですが、この「俺たちが日本なんだよ!」というセリフは、指さして「こんな人たち」と言うような選民主義者・アベ晋ゾーに対する痛烈な反論ととれると思います。ともかく言えるのは、アベのクソ政権は「悪魔的だあぁ~」(←藤原竜也さんの物真似でお読みください)ということです。

(ジャッピー!編集長)

 

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