昔の木場風景
昭和48年頃、オイルショック前後のころの木場風景です。もうこの景色はありません。昭和50年頃から新木場(夢の島)への移転が始まったからです。最後の木場情景です。筏であふれていますが、この時すでにほとんど外材(輸入材)です。地盤沈下のあおりで、満潮時に橋の下を筏を曳けない・・輸入材が多いから港の近くが便利・・等等が理由でした。移転後も確かに新天地新木場でも貯木場は丸太の筏であふれかえっていました。しかし、今はほとんど浮いていません。輸入先の現地で製材(角材などに製品化)して運んでくるからです。製材するまでのウッドストックの水面は要らなくなりました。
 今この写真の運河(油堀川)は埋まり、その上は首都高速道路です。木場インターチェンジあたりです。河岸の納屋(木材倉庫)等の跡は公園になったり、マンションが林立したりで激変です。裕次郎さんのイラストの記事で、コメントを寄せていただいたとおり、この水面の筏の上で橋幸夫さんが撮られました。
 あまりの変わりようなので、現在の同位置からの写真を載せるに忍びないところです。そのかわり、水はなくなっても、ひっそりとたたずんでいる昔の堤防の写真を載せます。ただのコンクリーかもしれません。木場の掘割の残滓かもしれません。しかし、ここに掘割ありしと想ってやってください。
旧堤防1

旧堤防2
昔の木場の写真は「木場ー昭和48年」(木材同友会刊)より
にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ にほんブログ村
おもしろいと思ったら、クリックしてください!