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リオ五輪の閉会式、安倍首相がサプライズ登場したが、ちょっと危ういものを感じますねえ。スポーツは政治から独立すべきじゃないでしょうか。マリオに扮しているのにヒゲをつけなかったのは、つけると「あの人」に似ちゃうからですかね?映画で「あの人」そっくりだったのは、「チャップリンの独裁者」(1940 チャールズ・チャップリン監督)のチャップリン。同い年(チャップリンの4日後に生まれたのが「あの人」)の独裁者を地球儀の風船をもて遊ぶ有名なシーンなどで徹底的に皮肉っています。1940年、「あの人」の政権が最盛期のときに製作したのだからすごい!日本では戦後、1960年にようやく公開)されました。もう一本、チャップリンが直截的に反戦メッセージを放ったのが、「チャップリンの殺人狂時代」(1947 チャールズ・チャップリン監督)。こちらは1952年に日本公開されていて、翌年の日本映画に引用されています。「ひろしま」(1953 関川秀雄監督)は、原爆投下直後の広島の地獄のような惨状をリアルに描き、GHQから「反米的」と見られるのをビビッた大手映画会社から配給を拒否されたという力作です。この映画の中で、被爆した青年が工場に勤めるのですが、しばらくして辞めてしまうのです。元の先生が「どうして?」と問いただすと、青年は「殺人狂時代」という映画を観たら、そのラストで「一人を殺せば悪党で、百万人だったら英雄だ」というセリフがあったと語り、「うちの工場は砲弾を作っているんです。また戦場で憎くもない相手と殺し合ったり、罪もない人の上に爆弾が落とされるのは嫌なんです」と訴えます。朝鮮戦争、日本の逆コースへの不安に覆われた時代、チャップリンの映画が警鐘を鳴らしていたのです。今も、そういう映画の力が必要な時代になっている気がします。  (ジャッピー!編集長)
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