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7月7日に亡くなった永六輔さんのお別れの会が昨日開かれ、その模様が新聞にも出ていました。昨日、この欄で紹介した「喜劇 駅前弁当」(1961 久松静児監督)に坂本九がクリーニング屋か何かで出ていて「あの娘の名前はなんてんかな」を唄うシーンがありましたが、これも勿論、永六輔作詞・中村八大作曲のいわゆる六・八・九トリオの楽曲です。そして、この曲をB面にリリースされたのが、ご存知「上を向いて歩こう」であります。ヒットの真っ最中に製作されたのが、「上を向いて歩こう」(1962 舛田利雄監督)。公開時、同時上映は「銀座の恋の物語」(蔵原惟繕監督)だから、映画では「上を向いて歩こう」の方がB面か。いや、舛田+蔵原だから両A面かな。少年院から脱走、当たり屋を試みたら、逆にその車の運送会社に拾われ、持ち前の明るさで信頼され新しいトラックまで買ってもらう九と、そのトラックを自分の借金返済のために売り飛ばそうとする浜田光夫の二人がぶつかり合いますが、周囲の理解と愛情で更生していくというちょっと社会派もまぶした青春ストーリーです。ラストは駒沢オリンピック競技場で、出演者全員が「上を向いて歩こう」を大合唱! 東京オリンピックを2年後に控え、できたばかりのスタジアムで若い希望と情熱あふれた大団円です。そして翌1963年には九ちゃんの「上を向いて歩こう」は「SUKIYAKI」というタイトルでアメリカで大ヒット、何とビルボード誌6月15日から29日まで3週連続1位となったのです。さらに翌年に東京オリンピックと、まさに高度成長、上昇気流にのった日本でした。時は経って、若者がなかなか就職できないし、またデフレだとか貧困、格差の拡大が広がる現在の日本、あの頃のオリンピックとは違うコンセプトになってしかるべきなのに、膨れ上がる予算……  (ジャッピー!編集長)
下をむいて歩こう

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