昭和を愛する皆様、こんばんは!

昭和の時代は長く、その間に、段々と技術が進む分野と、停滞するというか歴史が維持される分野がありました。昭和の時代にもすでに強烈にレトロ感覚がした場所もあった。古い劇場の中なんてそうでしたね。

学生時代、「コマ劇場」で照明の分野でのバイトをしました。あの劇場の上のほうの暗いスタッフ口の奥に、ピンスポット係の人達がいて強い光を舞台に届けていました。

彼らが使っていたアークピンのスポットって、片手で炭素棒をスポット機器に差し込んで、それを焚きながら強い光を出していたんですよね。なんというアナログ機器、そしてすっごい匠の技!

「アークピン:クセノンピンが出る前のピンスポット。炭素棒と電極を近づけて放電させ、その光を反射鏡で増幅させる。炭素棒は数十分で燃え尽きるため、催しによっては交換のための休憩がとられていたそうな。操作にかなりの技術を要する。ちなみに『ピンを焚く』という言い方はこれから来ている。」

これが原理
https://www.youtube.com/watch?v=bjiYROilAmY

その匠たちは、のんびりしたオジサマ、オバサマで、ジジジジーーーと炭素棒を焼きながら、「コマはねえ、たいていは出し物が演歌と人情劇じゃない、眠くなっちゃうわ」と言いつつも、しっかり仕事をされていました。あの劇場には、沢山の匠達がいたことでしょう。

私はレーザー光を出す仕事してて、「APPLE2」で制御して、アルゴンガスのレーザー光をピンスポの隣から発射してました。昭和50年代、いろんな技術が一緒にありました。

light2_fig9

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