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昭和40年男 No.72「俺たちの別れ」(2022/3/11発売)

¥780
税込み

■特集
俺たちの別れ

誌面紹介

PROLOGUE
“ミスターあばよ”柳沢慎吾
『翔んだカップル』『ふぞろいの林檎たち』などの人気番組への出演を経て、人気者になっていった柳沢慎吾。俺たちは芸能活動初期からの活躍を知る世代である。親近感と敬意の念をもって観てきた存在ゆえ、いつか登場いただきたいと念願していたが、今回の特集でついに満を持しての登場と相成った。


Part1 涙の場面集
最終回伝説/テレビドラマ編
眠い目をこすりながら、あるいは放課後にランドセルを放り出してテレビに飛びついていたあの頃。昭和40年男にとって、大好きなドラマの最終回は一大イベントであった。最終回は終わらない! 俺たちが胸を痛めた美しき涙のラストシーンの数々を振り返ろう。


Part1 涙の場面集
寅さん、別れはつらいよ。でも…
ほら、見な。あんな雲になりてえんだよ。我らがヒーロー・車 寅次郎は流れ雲のようにいつしか目の前から消えては、暁の東雲のように希望を秘めて涌き上がってくる。ハロー&グッバイの名人ここにあり。さまざまな旅立ちを見せてくれた『男はつらいよ』で俺たちは別れを学んだ。


part2心に残るリアル
日本中が泣いた長嶋茂雄引退試合
我が巨人軍は永久に不滅です。長嶋茂雄の全盛期をリアルタイムでは知らない昭和40年男だが、1974年10月14日の引退試合のことは有名フレーズとともに記憶に残っている。日本中が泣いた歴史的一日を、元巨人の投手であの試合のマウンドに立った横山忠夫に聞いた。


part2心に残るリアル
『ザ・ビートルズ:Get Back』考察
ディズニープラスで配信されている『ザ・ビートルズ:Get Back』。1970年の解散から50年もの長きにわたりお蔵入りとなっていた幻の映像が初公開されて世界中で話題になっている。3つのパートに分かれた8時間弱に及ぶ映像に記録されたビートルズ末期の姿から、バンドの解散について考えてみる。


Part3 プロのみぞ知る世界観
江口寿史と最終回
昭和に生まれ育った世代にとって、長年愛読したマンガの最終回は“別れの季節”の象徴だ。そして、作中のヒーローとの別れは青春の思い出そのものである。マンガ家・江口寿史が影響を受けたマンガの最終回、また自身の作品の最終回を語る。


俺たちのアイドル
南野陽子
人気アイドルが数多く生まれた1980年代において、ナンノは重要なキーワードだ。出世作『スケバン刑事』をはじめとして、数々のテレビCMや主演映画への出演、そしてなんといっても特筆すべきは87年から88年にかけてのシングル8作連続1位の記録。今は女優として活躍する南野陽子、本誌初登場。


ちょっと気になる1個違い
ザ・コレクターズ 古市コータロー
疾走の時期を過ぎて、なおも走り続けるロックバンド、ザ・コレクターズ。有為転変のロックシーンにおいて、メジャーデビュー35周年を迎えるなんて並大抵のことではない。頼りになる1個上のギタリスト、古市コータローがソロ初登場です。


夢、あふれていた俺たちの時代 昭和63年
アニメ『美味しんぼ』放送開始
『美味しんぼ』は表現の多様性を押し広げ“グルメマンガ”というジャンルを開拓。一方、アニメ『美味しんぼ』は子供向けだったお茶の間アニメの時間帯に青年や大人たちを呼び込み、マンガ同様にアニメの在り方を広げてみせた。ここではアニメ『美味しんぼ』の革新性に迫る。


夢、あふれていた俺たちの時代 昭和63年
プエルトリコの悲劇。超獣、凶刃に死す!
今もプロレス界に暗い影を落とすブルーザー・ブロディ刺殺事件。フリーの超大物として世界中を渡り歩いたブロディは、なぜプエルトリコで殺されてしまったのか。34年目の真実を探る。プロレスファン待望の夢の対決…、その実現の直前に突然このを去った、ブルーザー・ブロディの生き方を考察する。