ハッピー昭和クラブ

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話 あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

昭和大好きブロガー達による、昭和歌謡と映画のこぼれ話
あの映画は、あの曲はまさにそんな事だったのか!と感動再び!

フラッペなんてぶっ飛ばせ

昨日、台風一過の東京はものすごい暑さでした! 街に出たら陽炎がたっていて、「アラビアのロレンス」(1962 デビット・リーン監督)の有名なシーンのようでした。こう暑いと冷たいものが欲しくなります。img_0
「あにいもうと」(1953 成瀬巳喜男監督)では、多摩川の川沿いに茶店(「サテン」じゃないよ。「ちゃみせ」だよ)を営む母・浦辺粂子が、お盆で帰省した娘・久我美子にかき氷を出します。このときにラムネの栓を抜いてかけるのです。この氷ラムネが美味しそう。近頃じゃ、シロップだけじゃなくゴテゴテとトッピングして高級ぽくしている店も多いが、しゃらくさいですな。マンゴーとかアサイーとかのせて700円とか800円とかとるんじゃないよ。だいたい「フラッペ」ってなんだよ、「弥太っぺ」なら知ってるけどよ。「かき氷」でいいんです! サーッと氷をかいてすぐに匙でざくざくとやって口に入れるとこめかみがキーンとなる。これが「かき氷」の醍醐味です。この映画には、久我の姉ですれっからしの娘・京マチ子も都会から帰ってきてアイスキャンディーを食べるシーンもあります。もちろん、白いシンプルなアイスキャンディー。見ているだけで懐かしい昭和の味が思い出されます。冷たいものの食べ過ぎでお腹をこわさないようにお気をつけください。  (ジャッピー!編集長)
 関の弥太っぺ1

関の弥太っぺ2

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台風にご用心

風速
昨日の夜は台風の影響で強い雨が降りました。台風の襲来を迫力満点の特撮で描いたのが、「風速七十五米」(1963 田中重雄監督)。東京オリンピックを翌年にひかえ、ガンガンとネオン塔を建てまくり、広告、建設業界がなりふり構わず、経済発展こそが善と疑わず突き進んでいた時代ですね。巨大なネオン塔の建設をめぐる競争が、ライバル会社の作ったネオン塔を爆破したり激しい妨害を引き起こします。ついには悪玉会社に社長を殺され、跡を継いだ娘(叶順子)が必死に期限までに工事をやり直そうとします。そこに学生時代の友人であるが、悪玉に加担する田宮二郎と正義漢・宇津井健を含めた三角関係もからみます。ラストは史上最大(!)の台風の中でもビルの屋上の工事現場に出る叶順子、そして田宮と宇津井の息づまる対決……。 銀座水没シーン、有楽町の旧日劇から銀座四丁目交差点、勝鬨橋に至る精巧なミニチュア・セットに15トンもの水を放出した大映特撮技術は、この2年後に「大怪獣ガメラ」(1965 湯浅憲明監督)を生みます。gamera
調べてみると、風速75メートルどころか、その3分の1、風速25メートルで人はまともに立っていられないとのこと、屋外の行動は危険だそうですから、この映画のマネは決してしないでください。 (ジャッピー!編集長)
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そして、私たちはここにいる

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昔は、お盆というと「迎え火」「送り火」をあちこちの家で見かけたものだけど、近頃は見なくなりましたね。「異人たちとの夏」(1988 大林宜彦監督)は、孤独な生活を送る脚本家の男が、ふと生まれ育った浅草を訪れてみると、子供の頃に死別した両親と出会うという物語。この両親を演じた片岡鶴太郎と秋吉久美子の佇まいがいいんですな。お父さんはランニング・シャツにステテコ。お母さんはアッパッパー、これぞ日本の夏のスタイル。冷房なんかないから、窓は開け放ち、夜は路地に出て涼み、冷やしたスイカ、線香花火のほのかな光…そんな正しい下町の夏の風景。私も確かに経験した風景の記憶、ノスタルジックといわば言え。そういった過去があって、今があり、私たちはここにいるのです。私も小2で父親を亡くしているので、もはや父親の年齢を越えてしまったが、それだけにどんな風に子供を想い、無念のうちに死んだかと考えてしまいます。幽霊である鶴太郎&久美子が「あんたをね、自慢に思っているよ」「てめえでてめえを大事にしなくて誰が大事にするもんか」と言いながら静かに消えていく黄昏のスキ焼き屋のシーンは忘れ難い。お盆くらい、自分のご先祖様に思いを馳せてもいいのではないでしょうか。 (ジャッピー!編集長)
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昭和大人の顔大図鑑

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71年前の今日、玉音放送が流れ、戦争が終わったのです。だんだん、戦争体験を語る人が少なくなっていく今後、歴史を知り、語り継ぐために映画の果たす役割は大きいです。「日本のいちばん長い日」(1967 岡本喜八監督)は玉音放送が流れるまでの緊迫の24時間の動きを描いた大作です。NHKや元・陸軍省があった自衛隊第一師団司令部でのロケ、ポツダム宣言の詔書は外務省からリコピーし、天皇の録音時の録音機やマイクロフォン、録音盤など正確な考証で再現されています。それに、演じる俳優たちが皆、軍人や閣僚の顔しているというか、やはり、戦争の経験が演技以前に存在感を出しているような気がします。そんな「昭和の大人の顔」を見るのもいいですね。2005年に亡くなった岡本喜八監督は現在公開中「シン・ゴジラ」に登場しています。 (ジャッピー!編集長)
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三船 vs 平田、異種格闘技対決

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男子柔道、全階級でメダル獲得。プレッシャーの中で見事に期待に応えました。柔道映画で思い出すのは、「黒帯三国志」(1956 谷口千吉監督)。舞台は九州。佐分利信師範の元、柔道に励む三船敏郎は、からまれている女性(岡田茉莉子)を助けたいざこざから、拳闘ジムの藤木悠と決闘し打ち負かしますが、道場では私闘を禁じているため、自ら破門を願い出て東京へ。留学生試験に落ち、汽車の中で会った田中春男に騙されて、北海道の開拓現場のタコ部屋に押し込まれる。(はじめは人の良さそうな顔つきだった田中が北海道に着くと凶悪な顔に! メイクの効用?) そんなこんなで九州に戻ると、道場は拳闘ジムに乗っ取られ、しかも佐分利は卑怯な手口にあい失明しており、怒りに燃えた三船は悪玉・伊庭兄弟に挑みます。その弟に扮したのが、平田昭彦で、沖縄で少林寺拳法の修行をつんだ強敵。(何と、手刀でサンドバッグに穴を開けちゃうほどの使い手!)ラストの三船と平田の異種格闘技対決は迫力あります。タイトルの三国志は、柔道、ボクシング、少林寺拳法ということですかね。(悪玉が掲げる看板には「伊庭 唐手・拳闘道場」とある) さて、柔道は滅法強い三船ですが、照れ屋で女性の前ではからっきし。東京へ向かう日、駅への道で憧れの香川京子(佐分利の娘)に「…忘れものです。今まで言おうとして言いそびれていました…どこにも…どこにもお嫁に行かないで下さい」とようやく言って走り去っていく。この無骨さ!三船のイメージにピッタリです。テレビのヴァラエティ番組で三船美佳を見るたびに何だか違和感が…  (ジャッピー!編集長)
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きたさん
1975年「空飛ぶ鯨」でデビューしたちゃんちゃこのメンバー。デビュー40周年を経て昭和の素敵な時代の歌や出来事を再発見
ジャッピー!編集長
映画雑誌「ジャッピー!」を主宰する編集長
映画や昭和歌謡に底知れぬ造詣を示す昭和博士
ハピイ氏橋
昭和のあれやこれやをイラストにして解説。
独自の目線で昭和の面白さを掘り起こすイラストレーター
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